ヤントル 2019-20年秋冬コレクションのテーマは「-Memories of yarn-」。インドのカシミール地方で糸を作り、パンジャブ州アムリトサルで糸を染色、ヴァラナシで布を織った素材をベースに日本で作り上げた。
糸 - 布 - 衣服 というこの一連の工程をそれぞれに特化した違う地域で行い、長い歴史を持つカシミールで生まれた糸は各地域の職人の手を渡りながら、土着の空気を含み、旅をするように新しい記憶を紡いでいく。
ヤントル(YANTOR)は、2008年に坂倉弘祐と吉田賢介がスタートさせた日本のユニセックスファッションブランド。「SITUATIONS」をコンセプトに、2009年から自身によるパフォーマンスや映像・書籍でのコレクションを発表している。
ファッションを身体・衣服・空間の関係性からなる状況的なものとして捉えており、「布を纏うように」という起源的な感覚を現...
ブランド紹介の続きを読む