養老天命反転地(ヨウロウテンメイハンテンチ)は、岐阜県養老郡の養老公園内にある美術作品。
ニューヨークを拠点に世界的に活動した荒川修作と、そのパートナーであり詩人であるマドリン・ギンズとの共作。1,8000平方メートルもの広大な敷地に、水平性・垂直性や遠近性を攪乱するパビリオンが林立している。
この作品を構成するのは、岐阜県の形をした屋根と迷宮状の構造をもつメインパビリオン「極限で似るものの家」と、「楕円形のフィールド」。後者には9つのパビリオンが点在するとともに、対をなす丘とくぼみ、曲がりくねった回遊路などが作られている。