大洲城(OZUCASTLE)は、愛媛県大洲市に位置する城。明治21年(1888)に惜しくも天守が取り壊されたが、4棟の櫓(台所櫓、高欄櫓、苧綿櫓、三の丸南隅櫓)は、解体をまぬがれ、いずれも国の重要文化財に指定されている。現在の天守は、江戸時代の古絵図をはじめ、江戸時代に造られたと思われる天守雛形、明治時代に撮られた古写真などの史料をもとに復元されたもの。なお、史跡は、暗り門跡、本丸井戸、櫓下御門(二の丸大手門)跡、内堀跡などがある。
2020年7月からは、復元された木造天守に宿泊できる城泊をスタート。さらに周辺地区の町屋や古民家を改修し、まち全体がホテルという構想で展開する分散型ホテル「NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町」をオープンした。