ムルーア(MURUA)が2014年-15年秋冬コレクションを、2014年5月22日(木)にベルサール渋谷で発表した。
会場が暗くなるとともに、白いスクリーンにはタップダンスする女性たちの姿が映し出され、弾むような足音が響き渡る。今季のコレクションのタイトルは「Lady tap 1958」。
ライダースジャケットに、赤いミディアム丈のスカートをコーディネートした装いでショーはスタートする。コンパクトなアウターには、ミディアム丈のスカートを合わせるなど、クラシカルな雰囲気。多くのルックに見られたシースルーのソックスは、足首のカラーがポイント。Tストラップや太ヒールのシューズと合わせた着こなしを提案した。
コンパクトなアウターとは対照的に、ミディアム丈やロング丈のアウターやドレス、スカートなどが目立つ。足首まで長いチェスターコートや、膝下丈のケープ付トレンチなどが登場。またロングドレスに、シースルーのロングシャツをコーディネートしたり、グリーンのドレスから、長い白シャツを覗かせたりと、中盤はレイヤードのスタイリングも多く展開された。
パレットは、ブラック、ホワイトをベースに、深みのあるレッドやブルー、グリーンを使用。トラッドなストライプ、タータンチェックといった模様も取り入れられたほか、後半にはモダンアートのような配色のドレスも登場した。