映画『憐れみの3章』が2024年9月27日(金)より全国公開。監督はヨルゴス・ランティモスが務め、エマ・ストーン、ウィレム・デフォー、マーガレット・クアリーなどが出演する。
ヨルゴス・ランティモスが監督を務める新作映画『憐れみの3章』は、ストーリーやキャスト陣の演じる役柄がすべてが異なる3部作で構成。いずれも奇想天外なストーリーとなっており、“信念・強制・支配”がうごめく強烈な世界を描き出す。
『哀れなるものたち』と『女王陛下のお気に入り』に続いて、3度目のタッグとなるエマ・ストーンは、3つに構成されたストーリーの中で全く別の役柄を演じながら、さりげない共通点を持たせるという高難度の演技にチャレンジ。じっくり観ていると、思わぬ描写から共通点が浮き彫りになり、接点のないはずの3つの物語がいつしか重なっていく不思議な感覚に襲われるだろう。
そのほか、『哀れなるものたち』のウィレム・デフォーやマーガレット・クアリーも再集結。また、『ザ・ホエール』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたホン・チャウ、ディズニー&ピクサーのアニメーション映画『マイ・エレメント』など話題作で活躍するママドゥ・アティエ、さらに『ハンガー・ゲーム0』で主人公のいとこを演じた新鋭ハンター・シェイファーなどが名を連ねる。
第1章は、「自分の人生を取り戻そうと格闘する、選択肢を奪われた男」を描いた物語。エマ・ストーンは、ジェシー・プレモンス演じるロバートが出会う女性・リタ役を務める。美しいロングヘアでタイトなミニドレスを着こなし、どこかミステリアスで謎めいた雰囲気の女性だ。
<第1章 登場人物紹介>
リタ…エマ・ストーン
優しさを感じさせながらも、どこかミステリアスで謎めいた雰囲気の女性。チャーミングな笑顔が印象的。
ロバート…ジェシー・プレモンス
リタに出会う男。
レイモンド…ウィレム・デフォー
ロバートをあらゆる意味で⽀配し、コントロールしようとする上司。
ヴィヴィアン…マーガレット・クアリー
レイモンドの側にいるミステリアスな⼥性。
収集品鑑定⼈…ジョー・アルウィン
ロバートの⾃宅に訪れる収集品鑑定⼈。
第2章「海で失踪し帰還するも別人のようになった妻を恐れる警官」では、エマ・ストーンがジェシー・プレモンス演じる警官の妻・リズ役に。海難事故で失踪した後、奇跡的に生還を果たしたリズだったが、以前とはまるで別人のような言動で夫を困惑させる。
<第2章 登場人物紹介>
リズ…エマー・ストーン
海難事故で失踪後、奇跡的に生還。しかし以前とはまるで別人のような言動で夫を困惑させる。
リズの夫…ジェシー・プレモンス
リズの父…ウィレム・デフォー
マーサ…マーガレット・クアリー
リズたち夫婦の友人。
警官…ママドゥ・アティエ
ジェリー…ジョー・アルウィン
とある事件に巻き込まれる⻘年。
第3章となる最後の物語は、「卓越した宗教指導者になるべく運命付けられた特別な人物を懸命に探す女」でエミリー役をエマ・ストーンが演じる。エミリーは、ジェシー・プレモンス演じるアンドリューと共に、人生をかけて“ある1人の女性”を探す使命を負った役柄だ。歩き方、仕草、喋り方、そのどれもが第1章、第2章とは全く異なり、クセの強い強烈なキャラクターを体現している。
<第3章 登場人物紹介>
エミリー…エマ・ストーン
ジェシー・プレモンス…アンドリュー
宗教指導者になる“ある1人の女性”を、人生をかけて探す。
オミ…ウィレム・デフォー
エミリーとジェシーが帰依するカルト集団のリーダー。
ルース/レベッカ…マーガレット・クアリー
カルト集団が探し求める双⼦。
ジョセフ…ジョー・アルウィン
エミリーの元夫。