ウェス・アンダーソンが監督・脚本を務めた映画『アステロイド・シティ』が、2023年9月1日(金)に公開される。
映画『アステロイド・シティ』は、『グランド・ブダペスト・ホテル』や『犬ヶ島』などを手がけてきた、ウェス・アンダーソン特有の世界観を楽しめる新作映画。原案は、ウェス・アンダーソンと盟友ロマン・コッポラの共作だ。
映画『アステロイド・シティ』の1つの舞台は、アメリカ南西部の砂漠の街=アステロイド・シティ。そこで開催されるジュニア宇宙科学大会から物語がスタートする。5人の天才的な子供たちと、それぞれ複雑な思いを抱えた家族が集結。しかし、そこにまさかの宇宙人が到来!?予想を超える事件に大混乱、街は封鎖されてしまう。アステロイド・シティに閉じ込められた人々は一体どうなるのか?忘れられない夏の7日間のおかしくて、ちょっと切ないストーリーの行方に注目だ。
そしてもう1つの舞台となるのは、1950年代のとあるテレビスタジオ。ここでは、アステロイド・シティの物語を描いた新作舞台の創作過程に密着した番組の収録が行われる。そう、アステロイド・シティの物語は、番組のためにつくられたフィクションなのだ。作品は、劇中劇と現実を行き来しながら物語が進行していく。
ユニークな構成の物語はどのようにして生まれたのか?2つの物語が同時進行で展開される『アステロイド・シティ』の物語についてウェス・アンダーソン監督に話を聞くと、"フィクションを作る過程をリアリティーとして描いてみたい"と話した。
オーギー・スティーンベック…ジェイソン・シュワルツマン
寡黙な戦場カメラマン。最近妻を亡くしたばかり。砂漠の街“アステロイド・シティ”で開催される“ジュニア宇宙科学大会”のため、子どもたちと一緒にアステロイド・シティに滞在する。
スタンリー・ザック…トム・ハンクス
オーギーの義父(妻の父)。退役軍人で、腰にさしこんでいるピストルが印象的。ミッジの代理人とともに法学部に通った過去をもつ。
ミッジ・キャンベル…スカーレット・ヨハンソン
映画スターでシングルマザー。妻を亡くしたオーギーと心を通わせていく。
ヒッケンルーパー博士…ティルダ・スウィントン
ウッドロウ…ジェイク・ライアン
オーギーの息子。
ダイナ…グレイス・エドワーズ
ミッジの娘。