マーベル映画『サンダーボルツ*』が、ゴールデンウィークの2025年5月2日(金)に全国公開される。
映画『サンダーボルツ*』は、ドラマチックな戦いの数々を描いてきたマーベル映画史上初となる、ヴィランを主役に据えた作品だ。過去に何かしらの罪を犯した“全員ワケあり”な6人が、アベンジャーズ不在のNYで、チーム「サンダーボルツ」を結成し、世界の危機に立ち向かう様子を描く。
NYの街に突如として現れた大きな黒い影。瞬く間に市民を消し去っていく謎の敵により、世界は再び大きな脅威と直面する。しかし、数々の敵から世界を救ってきたアベンジャーズは、そのピンチに姿を現さない。絶望のなか立ち上がったのは、かつてヒーローと対立したバッキー・バーンズ。そして彼が仲間に誘ったのは、エレーナ、ジョン・ウォーカー、レッド・ガーディアン、ゴースト、タスクマスターと、全員が過去に悪事を犯したことのある“ならず者”たちだった……。
劇中には、かつてヴィランとしてヒーローと対立していたキャラクター達が勢揃い。過去の様々な事情から、それぞれが心に何かしらの悩みを抱える6人は、軟禁、恫喝、殺人と何をしでかすかわからない。ヒーローじゃない彼らは、もちろん誰も空を飛べず、戦闘手段は肉弾戦のみ。出会い頭に戦闘が始めたかと思えば、そろって施設内に閉じ込められたり、ウィンター・ソルジャーが彼らの乗る車を爆破したりと、危機的状況が次から次へと繰り広げられる模様だ。
そんなヴィラン達が、謎の多きCIA長官ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌによって招集。その目的とは。また、彼らに待ち受ける運命、そして突如登場した謎の人物“ボブ”の正体にも注目だ。
出演者は、フローレンス・ピューやデヴィッド・ハーバー、セバスチャン・スタンなど。ジュリア・ルイス=ドレイファス、ワイアット・ラッセル、ハナ・ジョン=カーメン、オルガ・キュリレンコも名を連ねる。
エレーナ・ベロワ...フローレンス・ピュー
ブラック・ウィドウの妹。かつてロシアのスパイ組織で洗脳を受け、高い戦闘能力を誇る暗殺者だった。ジョン・ウォーカー、レッド・ガーディアン、ゴーストとともに、謎の敵に追われている。
過去登場作品:『ブラック・ウィドウ』、「ホークアイ」
レッド・ガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ...デヴィッド・ハーバー
エレーナの父であり、ロシアが生んだスーパーソルジャー。キャプテン・アメリカを宿敵としてライバル視していた。
過去登場作品:『ブラック・ウィドウ』
USエージェント/ジョン・ウォーカー...ワイアット・ラッセル
陸軍での活躍を買われ2代目キャプテン・アメリカに任命されるも、世間からのプレッシャーに追い詰められたことから任務中に失態をおかし、その肩書と権限をはく奪された。
過去登場作品:「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」
ゴースト/エイヴァ・スター...ハナ・ジョン=カーメン
幼いころ不慮の事故に見舞われたことで、あらゆる物体をすり抜ける“幽霊”のような特殊な身体となってしまったヴィラン。
過去登場作品:『アントマン&ワスプ』
ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ...セバスチャン・スタン
かつて悪の組織による洗脳・肉体改造が施され、暗殺者として幼なじみのキャプテン・アメリカの前に立ちはだかったヴィラン。謎の敵に追われているエレーナたちの救世主として現れるが、突如エレーナらに銃口を向けるなど早くも抗争の予感…?!
過去登場作品:「キャプテン・アメリカ」シリーズ、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」など
タスクマスター/アントニア・ドレイコフ...オルガ・キュリレンコ
驚異の身体能力とコピー能力を持ち、キャプテン・アメリカなどアベンジャーズ達の技も使いこなす暗殺者。ナターシャやアレクセイらとも対峙したことがある。
過去登場作品:『ブラック・ウィドウ』
ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ...ジュリア・ルイス=ドレイファス
謎多きCIA長官。ある目的のためヴィラン達を招集する。
ボブ
エレーナたちの前に突如現れた謎の人物。
監督を務めるのは、A24製作の配信ドラマ「BEEF/ビーフ ~逆上~」や、『ペーパータウン』を手掛けたジェイク・シュライアー。一筋縄ではいかないヴィラン達による、アベンジャーズにも負けずとも劣らない熱狂の物語を映し出す。
【作品詳細】
映画『サンダーボルツ*』
公開日:2025年5月2日(金)
監督:ジェイク・シュライアー
出演:フローレンス・ピュー、デヴィッド・ハーバー、セバスチャン・スタン、ワイアット・ラッセル、オルガ・キュリレンコ、ハナ・ジョン=カーメン、ジュリア・ルイス=ドレイファス
原題:Thunderbolts*