映画『ベスト・キッド:レジェンズ』が、2025年夏に全国公開される。
『ベスト・キッド:レジェンズ』は、全世界で大ヒットを記録した「ベスト・キッド」シリーズの新作映画。1985年に日本公開されたオリジナルの『ベスト・キッド』は、いじめられっこの高校生ダニエルが空手の達人ミスター・ミヤギと出会い、ラストの空手大会で因縁の相手に勝利するという感動作で、続編も製作されるほど人気を博した。
そして、2010年にはジャッキー・チェンとウィル・スミスの息子ジェイデン・スミスによるリメイク版が公開。ジャッキーは空手ではなく“カンフーの達人”ミスター・ハンを、ジェイデンはミスター・ハンの弟子である少年ドレを好演した。また、1作目の34年後を描いた映画のスピンオフドラマ「コブラ会」もシーズン6までNetflixで配信されるなど、長きにわたり愛され続けるシリーズとなった。
新作映画『ベスト・キッド:レジェンズ』の主人公は、17歳の高校生リー。北京でミスター・ハンからカンフーの指導を受けていたが、家族の不幸により母親と共にニューヨークへ移住することになったリーは、なかなか周囲やクラスメイトと馴染めず、不当ないじめを受け、争いごとやトラブルに巻き込まれてしまう。
そんな時、心を許せる数少ない友人から助けを求められたリーは、大切な友人のために戦うことを決意。しかし、自分のカンフーのスキルだけでは相手に敵わず……。
劇中では、オリジナル版『ベスト・キッド』で主人公ダニエルを演じたラルフ・マッチオが再登場。ジャッキー演じるハンは、空手の達人であるダニエルを訪ね、リーのために助けを求める。そして、空手とカンフー、2人のレジェンドから2つの異なる格闘スタイルを学んだリーは、新たな極みに達した“真のファイター”として、究極の格闘大会に挑む。
ベスト・キッド役を演じるのは、世界中から応募が殺到したオーディションを勝ち抜いたベン・ウォン。ドラマ「アメリカン・ボーン・チャイニーズ 僕らの西遊記」などで活躍する新鋭だ。ベンの演技力だけでなく、空手、カンフー、拳法、テコンドーなどあらゆる武術を習得した究極のアクションシーンにも注目してほしい。
【作品詳細】
映画『ベスト・キッド:レジェンズ』
公開時期:2025年夏
全米公開日:2025年5月30日(金)
監督:ジョナサン・エントウィッスル
脚本:ロブ・ライバー
出演:ジャッキー・チェン、ラルフ・マッチオ、ベン・ウォン、ジョシュア・ジャクソン、セイディ・スタンリー、ミンナ・ウェン
製作:カレン・ローゼンフェルト
エグゼクティブ・プロデューサー:ジェニー・ヒンキー、ラルフ・マッチオ
原題:Karate Kid: Legends