映画『けものがいる』が2025年4月25日(金)より順次全国公開される。主演はレア・セドゥ。
映画『けものがいる』は、『SAINT LAURENT/サンローラン』や『メゾン ある娼館の記憶』で知られる鬼才ベルトラン・ボネロが、イギリスの文豪ヘンリー・ジェームズの中編小説「密林の獣」を自由かつ大胆に翻案した作品。100年以上の時を超えて転生を繰り返す男女の物語を、スリルとロマンたっぷりに描き出す。
主人公は、人間の感情が不必要とされ、“感情の消去”を強いられるようになった2044年を生きる女性ガブリエル。前世にトラウマを持つというガブリエルが、1910年と2014年の記憶を遡ると、それぞれの時代でルイという青年に出会っていた。いつの時代もルイに惹かれるガブリエルだが、彼といると「何かが起きる」という強い恐怖心に苛まれる……。
全てをAIに管理されるようになった近未来の2044年、華麗な衣装で展開される1世紀以上前の1910年、ガラス張りの豪邸でスリラー劇が繰り広げられる2014年という3つの時代をもとに、ガブリエルが抱える恐れの正体に迫っていく。
主人公ガブリエルに扮するのは、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』や『デューン 砂の惑星 PART2』といったハリウッド大作映画でも知られるレア・セドゥ。ルイ役は、『1917 命をかけた伝令』で主演を務めたジョージ・マッケイが演じる。
また、共同プロデューサーには『マティアス&マキシム』の監督であり、俳優としても活動するグザヴィエ・ドランが名を連ね、声の出演も果たしている。
2044年、AI中心の社会で人間の感情は不必要とされ、有意義な仕事を得るには<感情の消去>をしなければならなかった。孤独な女性ガブリエルは<感情の消去>に疑問を抱きながらも、仕事に就くために浄化を決意する。そして、トラウマとなった前世—1910年、2014年へ遡り、それぞれの時代で青年ルイと出会い惹かれていくが、「何かが起きる」という強い恐れに苛まれる……。
【作品詳細】
映画『けものがいる』
公開日:2025年4月25日(金)
監督・脚本:ベルトラン・ボネロ
出演:レア・セドゥ、ジョージ・マッケイ、ガスラジー・マランダ、グザヴィエ・ドラン
原題:La bête
配給:セテラ・インターナショナル