野田洋次郎(RADWIMPS)のオリジナルソロアルバム『WONDER BOY'S AKUMU CLUB』が、2024年9月25日(水)にリリースされる。
4月14日(日)、横浜・ぴあアリーナMMにて行われたRADWIMPSのライブ終演後に突如フライヤーを配布し、ソロ名義でのアルバムを制作していることが明らかにしていた野田洋次郎。
ソロ名義としては初となる今回のアルバムは、本人曰く“私小説”な内容。ラッパー・kZm(ケーズィーエム)をフィーチャリングに迎えた「EVERGREEN feat.kZm」や、2023年に「龍が如く7外伝 名を消した男」のテーマ曲としてラッパー・J.I.Dと共に制作した「KATATOKI」など、自由な発想で作り上げた全13曲が収録される。
初回限定盤には、漫画家/イラストレーターの出水ぽすかが描き下ろした“AKUMU-KUN(アクムくん)”をデザインしたTシャツが付属。AKUMU-KUNは、“音楽を自由に体現する”アイコンでソロ作品を表現したい、という野田のアイディアをもとに、2人の間で何度もやりとりを繰り返しながら完成したというオリジナルキャラクターだ。
[野田洋次郎、Yojiro Noda]名義ではじめてのオリジナルアルバムをリリースします。
RADWIMPSの一員として15歳からバンドをやり、なんの因果かこんなところまで来ました。その間にillionという名義でも活動したり。
RADWIMPSという母体は永遠に僕の中で核として有り続けるという前提で、だーれの声も眼も気にせず音と戯れ、今だからできる音楽のアプローチで音の海を泳いでみたいと思ったのでした。
どんな名義でもその時々の音楽的挑戦と言葉を探究することになんら変わりはないのですがラッドでは幸せなことに映画など他の作品との濃密な掛け算、コラボレーションから曲を作ることも増えてきた中「今、たった一人でぽつんと海に出たら俺は果たしてどんな泳ぎ方をするんだっけ?」というような感覚になりました(あと他の作品との掛け合わせもないことで、どんなひどい曲を作って失敗したとしても誰にも迷惑がかからない、とも思ったり)。
というわけでこの2年間ほど、空いた時間に時にふわっとゆるやかに、時にガッツリと、あーだこーだと夢中になりながら、たまにもがき、たまーに辞めてしまいそうになりながら出来上がった13曲。気づけば歌詞は極めて私小説的なものになりました。これはさすがに[野田洋次郎]として出さないわけにはいかないな、と相成りました。
たのしかった。なんかそんなつもりなかったのにめちゃくちゃいいアルバムできた気がします。無性に、自由に、聞いてほしい。たのしみにしていてもらえたら嬉しいです。
最後に野田洋次郎名義ながら結局何曲かに参加してもらった桑原と武田、そしてこのアルバムを作る入り口をくれたHOLLYに感謝します。
野田洋次郎 1stオリジナルアルバム『WONDER BOY'S AKUMU CLUB』
リリース時期:2024年9月25日(水)
価格:
[通常盤] CD 3,300円
[初回限定盤] CD+Tシャツ 9,900円
[アナログ盤] 重量盤2枚組 LPレコード 5,500円
※TシャツはビッグTシャツ(フリーサイズ・黒)。
<収録曲>
01. PAIN KILLER
02. STRESS ME
03. EVERGREEN feat.kZm
04. HOLY DAY HOLY
05. SHEETA
06. HYPER TOY
07. KATATOKI
08. WALTZ OF KARMA
09. BITTER BLUES
10. PEACE YES
11. PIPE DREAM
12. HAZY SIGH
13. LAST LOVE LETTER