米津玄師の新作アルバム『STRAY SHEEP』が、2020年8月5日(水)に発売される。
CDの累計出荷数が60万枚を突破したほか、数々の音楽賞を受賞するなど記録的なヒットを残した前作『BOOTLEG』から約2年半の時を経て、通算5枚目となる待望のニューアルバムが登場。
収録曲は、初出場となった「第69回NHK紅白歌合戦」で披露した生パフォーマンスも記憶に新しい「Lemon」、ラグビーブームの立役者となったTBS系日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」、TBS系金曜ドラマ「MIU404」の主題歌として書き下ろした「馬と鹿」「感電」をはじめ、菅田将暉への提供楽曲「まちがいさがし」、こども達を中心に社会現象を巻き起こしたFoorin「パプリカ」のセルフカバーなど全15曲。
MV総再生数が10億回を超える既発曲6曲に加えて、新曲9曲も収録される。ジャケットデザインはもちろん、米津自身が書き下ろしたものだ。
9曲の新曲の中でも注目となるのが、RADWIMPS・野田洋次郎とのコラボレーション楽曲「PLACEBO + 野田洋次郎」。2015年のRADWIMPSの対バンツアーに米津が参加して以来親交を深めてきた両者による、初のコラボレーションソングとなっている。
アルバム『STRAY SHEEP』のオープニングを飾るのは、新曲「カムパネルラ」。そのミュージックビテオは、「Lemon」「Flamingo」「馬と鹿」を手掛けた山田智和が監督を務めた。朝焼けの空と、断崖絶壁の崖をバックに、光に包まれるように歌唱する米津が印象的な映像は、楽曲の持つメッセージ性を体現している。
収録される新曲のうちのひとつ「迷える羊」は、米津本人が出演するカロリーメイトの新CM曲として起用される。今回のCM公開で、本楽曲は初公開となり、8月1日(土)よりオンエアがスタートする。
アルバムの最後を飾る楽曲は「カナリヤ」。そのミュージックビデオは、『誰も知らない』『そして父になる』『海街diary』、そして第71回カンヌ国際映画祭で最高賞パルム・ドールを受賞した『万引き家族』など数多くの名作を世に送りだした是枝裕和が監督を務めた。是枝がミュージックビデオを手がけるのは約4年ぶりとなり、米津とは初タッグの作品となる。
新曲「Lemon」は、石原さとみ主演のTBS金曜ドラマ「アンナチュラル」の主題歌として書き下ろされた楽曲。2018年、2019年を代表するロングヒット曲となった。
「Lemon」の記録的ロングヒットが続く中、2018年10月に発売されたのが「Flamingo」。シングルCDは、「TEENAGE RIOT」を加えた両A面として発表。3曲目には、「ごめんね」も収録された。
「海の幽霊」は、アニメ映画『海獣の子供』に書き下ろした曲であり、米津初の映画主題歌となった。映画は、五十嵐大介原作の海洋冒険物語を映画化した作品。以前より交流のあった米津と五十嵐の想いが重なって完成した。