ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)は、2014-15年秋冬のキャンペーンビジュアルを公開した。2014年7月より世界各国で展開されている。
©LOUIS VUITTON
ユルゲン・テラーが撮影したフレジャ・ベハ
「Series 1」は、ニコラ・ジェスキエールが同ブランド就任以来初となる広告キャンペーン。それはまるでミザナビーム(入れ子構造)のように、フォーカスされるイメージが次から次へと広がり、デザイナー、洋服、コレクションの考え方を伝えるものとして構想された。
フォトグラファーには、アニー・リーボヴィッツ、ブルース・ウェーバー、ユルゲン・テラーの3人を起用。キャンペーンという枠をはるかに超え、3人のコンテンポラリーな独自の表現スタイルが対面した。同じ日の同じ時刻に、全く異なる場所で撮影された写真は、3人のビジョンが一体化したハイブリッドなリトロジー(3部作)となった。
©LOUIS VUITTON
左)アニー・リーボヴィッツが撮影したシャルロット・ゲンズブール 右)ブルース・ウェーバーが撮影したジーン・キャンベル
アニー・リーボヴィッツはニューヨークでシャルロット・ゲンズブールを、ブルースウェーバーは、リヤ・ケベデ、ジーン・キャンベル、キルスティン・リエ−グレンをマイアミで撮影。またユルゲン・テラーは、モデルのフレジャ・ベハをヴェネツィアにて撮影した。
ニコラ・ジェスキエールは以下のように語る。「これは、私が親近感を覚えるアーティスティックな世界を一つにする方法でした。心から尊敬する3人のフォトグラファーから、見たこともないストーリーを紡ぎだしたかったのです。互いに向き合いながら究極的に一つのストーリーを作り上げるというチャレンジを受けてたつことができるのは、彼ら以外にありえませんでした」。
そう語るように、無限のイマジネーションという前例のない自由な構成の中で、ニコラはかつてないストーリーを紡ぎだした。そして、3人の名高いフォトグラファーの表現が融合したビジュアルがここに誕生した。
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ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON) 2014-15年秋冬コレクション