特別展「芭蕉布展」が、沖縄県立博物館・美術館にて、2024年10月1日(火)から12月1日(日)まで開催される。
「芭蕉布(ばしょうふ)」とは、沖縄を代表する織物のひとつだ。糸芭蕉と呼ばれる植物の繊維から織られる芭蕉布は、軽やかで涼しげであるため、その着物は琉球王国時代、老若男女や身分を問わず身に着けられていた。
特別展「芭蕉布展」は、沖縄の芭蕉布とその文化を紹介する展覧会。琉球士族の官服や、士族の女性たちが用いた色鮮やかな芭蕉布、特別な祭祀で着用された神衣裳、ワンピースに仕立て直された芭蕉布などを幅広く展示する。
また、芭蕉布を取り巻くトピックにも着目。芭蕉の幅広い利用方法や、歌謡の題材にとられた芭蕉に光をあてるほか、植物としての側面にも目を向け、繊維となる糸芭蕉や、染料などに役立てられた植物も紹介する。
特別展「芭蕉布展」
会期:2024年10月1日(火)~12月1日(日) 会期中に展示替えあり
[前期 10月1日(火)~27日(日) / 後期 10月29日(火)~12月1日(日)]
会場:沖縄県立博物館・美術館 特別展示室1・2、企画展示室
住所:沖縄県那覇市おもろまち3-1-1
開館時間:9:00~18:00(金・土曜日は20:00閉館)
※入場はいずれも閉館30分前まで
休館日:月曜日(10月14日(月・祝)、11月4日(月・振)は開館)、10月15日(火)、11月5日(火)
観覧料:一般 1,200円(960円)、高校・大学生 800円(640円)、小・中学生 300円(240円)、未就学児 無料
※( )内は、前売および20名以上の団体料金
※障がい者手帳、療育手帳の所持者および介助者1名は当日料金の半額
【問い合わせ先】
沖縄県立博物館・美術館(代表)
TEL:098-941-8200