愛知・ジブリパークで2025年3月上映の短編アニメーションなど、冬から春にかけて楽しめるイベントなどを紹介。
ジブリの大倉庫の「映像展示室オリヲン座」では、毎月月替わりでスタジオジブリ制作の短編アニメーション映画を上映している。
2025年3月は、宮﨑駿が監督を務めた『やどさがし』を上映。『やどさがし』の主人公は元気な女の子、フキ。大きなリュックに荷物を詰め、新しい家さがしの旅に出たフキは、旅先で次々と奇妙なものたちと出会う。『やどさがし』劇中にはセリフがほとんどなく、音楽や効果音も含めすべての音声を人の声だけで表現しているのが特徴。声とおとはタモリ、矢野顕子が担当している。画面上に動作や音を表す文字が現れる、ユニークなアニメーションにも注目だ。
なお、1月は宮﨑駿監督作品の『めいとこねこバス』、2月は山下明彦が監督を務めた『ちゅうずもう』がそれぞれ上映される。
2025年2月3日(月)までの期間にジブリパークを訪れる人は、ぜひジブリの大倉庫の「ウィンターイルミネーション」をチェックしてみて。アニメーション映画『ハウルの動く城』をモチーフに、コマ送りのように動く光の演出を眺めることができる。
また、「ハウルの城」や「ハッター帽子店」といった『ハウルの動く城』劇中に登場する建物がある魔女の谷もぜひ訪れたいエリア。ショップ「13人の魔女団」では、ゼンマイを巻くと動き出す「ハウルの城(ゼンマイ式)」や、「ポップアップカード/魔女の谷 ハウルの城」といった新作グッズを購入することができる。
さらに、魔女の谷にあるレストラン「空飛ぶオーブン」の屋台にて販売されている、たい焼きならぬ「カエル焼き」に期間限定フレーバーが登場。バレンタインと旬にちなんだ「いちごチョコレート」味の「カエル焼き」が、2025年2月5日(水)から3月31日(月)まで販売される。内側にはいちごを練り込んだあんをたっぷりと詰め込み、生地の表面にはピンク色のいちごチョコレートコーティングを施した。ひと足早く春の訪れを感じられそうな味わいのスイーツは、散策中に一息つきたい時にもぴったりだ。
【詳細】
ジブリパークの2025年冬~春イベント
住所:愛知県長久手市茨ケ廻間乙 1533-1 愛・地球博記念公園内 ジブリパーク
営業時間:平日 10:00~17:00、土・日・休 9:00~17:00
休園日:火曜(休日の場合は翌平日) 他
■2025年3月入場チケット〈予約制〉
発売日:2025年1月10日(金) 14:00~
発売場所:Boo-Woo チケット、ローソン・ミニストップ店頭ロッピー、ローチケウェブ
チケット例:
・ジブリパーク大さんぽ券 平日 大人 3,500円、子ども(4歳~小学生) 1,750円/土・日・休 大人 4,000円、子ども 2,000円
※3歳以下は無料
※別途、 チケット1枚につきシステム利用料110円がかかる
■短編アニメーション映画『やどさがし』
上映時期:2025年3月
上映場所:ジブリの大倉庫「映像展示室オリヲン座」
上映時間:約12分
原作・脚本・監督:宮﨑駿
声とおと:タモリ、矢野顕子