1997年、リック・オウエンスが自身の名を冠したブランド、リック・オウエンスを設立。
リック・オウエンス(Rick Owens)はフランスのファッションブランド。メンズレディースともに展開。日本でも絶大な人気を誇る。
マダム・グレとマドレーヌ・ヴィオネを敬愛し、両者の流れを汲むスタイルが特徴。グラマラスとアンダーグラウンドの融合など非相称的なスタイルも見られる。その他、シャドーなどのくすんだ色合い、多くの色を使用しないミニマルな色調、ドレープの美しさを表現する。ドレープなどはヴィオネのスタイルに影響を受けている。
これまで慣れ親しんできたもの、安心できるものの代替になるものを模索。素材は全てヴィンテージ加工され、縫製後に更に手を加えて独特の風合いを加える。
現在世界の優良店300軒で販売され、顧客にはケイト・モス、マドンナ、グィネス・パルトロー、コートニー・ラブ、ナタリー・インブーリア、レニー・クラビッツ、ブラッド・ピットなど著名人も多数。
デザイナーのリック・オウエンス(Rick Owens)は、1961年11月18日アメリカ、カリフォルニア州ポータヴィル生まれ。後にロサンゼルスに移住。アート・スクールのオーティス・パーソンでファイン・アートを学んだ後、パターンを勉強しアパレル系の会社で8年経験を積み、その後、8年間にわたりパートナーのミシェル・ラミーのコレクションでパタンナーを務める。
97年、自身のコレクション「リック・オウエンス(Rick Owens)」をスタート。
2002年秋冬ニューヨークコレクションでデビュ。同年CFDA(アメリカ・ファッション・デザイナーズ協議会)アワードでペリーエリス賞を受賞。2003年、レビオン(Revillon)のアーティスティック・ディレクターに就任(-2006年までデザインを担当-)。2004年秋冬シーズンから自身のブランド「リック オウエンス」もパリにてコレクションを発表。
2005年、パリメンズコレクションと同時にジャージーで構成された「RICKOWENSLILIES」と家具のラインを発表。2006年、初のメンズランウェイショーを行う。
2009年、イーストパックとのコラボレーションでバッグとアウターウェアのコレクションを発表。同年8月、パリ、ニューヨーク、ロンドンに続き4店舗目の路面店「リック・オウエンス東京」をオープン。
2014年、アディダス(adidas)のコラボレーションライン「アディダス バイ リック・オウエンス(adidas by Rick Owens)」を発売。
2015年、新ジュエリーライン「DROPS(ドロップス)」を発表。