2014年秋冬シーズンにブランドデビュー。
OAMC(オーエーエムシー)は、フランス、パリを拠点とするファッションブランド。ラグジュアリーな素材を使用し、モダンで構築的なデザインに機能性を充実させたメンズウェアを展開。
機能的かつ合理的なデザインが特徴で、技術や素材の開発における革新、ワークウェアの歴史、伝統に基づいた職人技から得たインスピレーションを、現代のプロダクトへと昇華させている。
フランス・パリを拠点とするデザインチームと、イタリア・ミラノを拠点とするプロダクションチームから構成。プロダクトは、フランス、ポルトガル、日本において限られた数量のみ生産されている。2024年6月に共同設立者のルーク・メイヤーがクリエイティブ・ディレクターを退任。以後はスタジオのデザインチームがデザインを手がける。
創業者のルーク・メイヤー(Luke Meier)は、カナダで生まれ。母はイギリス人、父はスイス人。アメリカの名門ジョージタウン大学でファイナンスと国際ビジネス学ぶ。イギリスに渡り、オックスフォード大学で経営学を専攻。その後、アメリカに渡り、ニューヨークのFITに通う。シュプリーム(Supreme)の元ヘッドデザイナーを務めた後、2013年、メンズブランド「OAMC」を共同設立者&クリエイティブ・ディレクターとしてローンチ。
妻のルーシー・メイヤーは、スイスで生まれ。母はオーストリア人、父はドイツ人。イタリアのフィレンツェでマーケティング、パリでデザインとファッションについて学ぶ。その後、マーク・ジェイコブス率いるルイ・ヴィトンで5年間のデザインチームでキャリアを積む。その後、バレンシアガでニコラ ジェスキエールの元で活躍。ラフ シモンズに認められ、ディオールに移籍。レディースのオートクチュールとレディ・トゥ・ウエアのヘッドデザイナーに就任。ラフ シモンズ退任後は、、マリア・グラツィア・キウリディオールが就任するまでの間ブランドの共同クリエイティブ・ディレクターとして活躍した。
2017年、ルークは、妻のルーシーとともに、ジル サンダーのクリエイティブ・ディレクターに就任。
2024年6月、ルーク・メイヤーがOAMCのクリエイティブ・ディレクターを退任。これによりスタジオのデザインチームがデザインを手がけることになった。