エスカーダ(ESCADA)が、2015年春夏コレクションのランウェイショーを東京・六本木ヒルズで開催。先シーズンのコレクションでファーストルックを飾った神田うのをはじめ、早見優やアンミカらセレブも会場に足を運んだ。
エスカーダの2015年春夏シーズンのテーマは、「ボタニカルビューティー」。様々な植物から着想を得て、エキゾチックなものからロマンティックなムードに溢れたものまで、エスカーダらしい彩り豊かなワードローブがランウェイを飾った。
聖なる鐘がショーの始まりを告げたかと思うと、アップテンポなメロディーが会場を包み込む。現れたファーストルックのスカートには、今季のテーマを象徴する花々のプリントが施され、会場は暖かな南国の雰囲気に様変わり。モデルの森星(もりひかり)は、ボーダーのタイトなワンピースを着て登場。続いて松岡モナが現れると、そのきりりとした姿勢で会場の視線を釘付けにした。
コレクションでは、ピンク、オレンジ、イエロー、ホワイト、パープルといった暖かなパレットをベースに、ボタニカルな柄が洋服の至る所に描かれ、終始エキゾチックなムードを漂わせる。中盤に差し掛かると、いくつもの羽のモチーフを組合せ花のようにみせた柄や、咲き乱れるたくさんの花柄がワンピースを彩っていく。終盤には、繊細な花の刺繍が施されたものや艶やかなイブニングガウンも数多く登場し、エレガントな色香を存分に振りまいていった。
そしてラストを飾ったのは、モデルの菜々緒だ。ボリューミーなタフタのドレスは、その歩みを進める度に空気を孕み、美しい表情を見せる。そして、他のモデルにも引けをとらない堂々たるウォーキングを披露し、湧き上がる拍手と共にショーを締めくくった。