イギリスを代表するブランド「プリングル オブ スコットランド(PRINGLE OF SCOTLAND)」が、2011年春夏キャンペーンにウォルター・ファイファー(WALTER PFEIFFER)を起用した。ウォルター・ファイファーによる初のグローバルキャンペーンは、スコットランド出身の若手女優フレイヤ・メーバー(FREYA MAVOR)をフィーチャー。
1970年にフォトグラファーとしてのキャリアをスタートさせた、スイス出身のウォルター・ファイファーは、チューリッヒやパリ、ニューヨークなどで友人や身の回りにいる若者たちを撮影。スナップショットによる日常生活をリアルに切り取る美学を追求した。2001年に出版された「Welcome Aboard: Photographs 1980-2000」が、90年代~21世紀初めに起こった写実主義フォトグラフィのリバイバルによって、高く評価された。現在ではi-DやVogueなどの雑誌とのコラボレーションも行われ、多くの個展、グループ展も行われてきた。
ウォルター・ファイファーは非常にパーソナルな世界を探求、それによって美しさと快楽的なものへ昇華させるフォトグラファー。「被写体がいかに平凡でありふれたものであっても、彼のマジックにかかれば、ありふれた日常をこのうえなく美しいものへと昇華する」と評されている。
プリングル オブ スコットランドは11年春夏キャンペーンと11年秋冬メンズファッションウィークでのフィルム上映を通じ、ウォルター・ファイファーとともに取り組む初めてのファッションブランドとなった。
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→「プリングル オブ スコットランドのミニマル&モダンなコレクション - 2011年春夏」