Bally(バリー)の2011−12年秋冬メンズコレクション。スイスに生まれた伝統ある職人技術に現代的なアクセントを加え、バリーをクリエイティブな影響力をもつブランドとして復帰させた。
実用的な使い心地を備えたファーのライニングがついたコート、キャバルリー織のジャケットやカシミアシルクのスーパーファインガーゼ・ニットウエア、カシミアのような風合いの上質なコットンシャツ、贅沢なシェットランドウールのニットなどに、ハンテイングパンツが現代的なスピリットを与えているシューズ・コレクションは手染めによるラグ・ソールのブーツや、ワックス加工され、つま先にブローグ飾りを施したオクスフォードシューズがキーアイテム。ディテールまでこだわったラグジュアリーなラインナップだ。
ナチュラルで実直な素材を、ブランドを象徴するレザーの要素と組み合わせながら、洗練されたアレンジで魅せる。伝統を感じさせ、かつ都会的でタイムレスなルックが完成した。