オム プリッセ イッセイ ミヤケ(HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE)は、初の単独路面店を2016年6月11日(土)、東京・代官山にオープンする。
■‟浮遊している”ようにディスプレイ
店内へ足を踏み入れると驚かされるのは、洋服がまるで‟浮いている”ように陳列されていることだ。コンクリート張りの無機質なスペースに、黒く幅の広い梁を通して、空間を間仕切りにした。この梁が洋服を吊るすラックとなり、洋服を‟浮遊”してみせる。ちょうど目線の高さにアイテムがあるので、手に取りやすい。
1階では四方八方に梁を広げ、2階では規則的に張り巡らせた。ディプレイの方法によって見え方が異なるので、訪れる度に新たな発見に出会える。
■新作の発信は代官山店から
オム プリッセ イッセイ ミヤケ 代官山店は、アンテナショップとしての役割を持ち、ここからブランドの価値観、世界観を発信していく。オープン時には、2016年秋冬コレクションを発売。上記写真は6月発売の「FLAGS」シリーズ。
「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」で展示される、国旗のシリーズからインスピレーションを得て、様々な色のストライプを用いて、各国の国旗を表現。いきいきとしたエネルギーに包まれたコート、Tシャツ、パンツなどを揃える。
■台形型の箱のようなストア
ストアデザインは、無印良品(MUJI)などの家電のデザインを手がける深澤直人が担当。まるで台形型の箱のようなストアは、店内の壁面も斜めに傾き、ユニークな雰囲気が漂っている。
1階にはTシャツやジャケット、パンツといったベーシック製品が、2階にはシーズンウェアが並ぶ。オープン時には、1階で他店に先駆けジャンプスーツを発売。また「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」のWALKING FLYERも販売されている。
■プリーツだけじゃない、コットンTシャツ&パンツも展開
左) コットンTシャツとWALKING FLYER
右) プリーツウェア
現代を生きる男性のために、新しい日常着を提案しているオム プリッセ イッセイ ミヤケ。ショップでは、ベーシックなビックサイズTシャツとストレッチ性パンツも揃えて、より日常性の高い男性服を提案する。既存アイテムとの相性も良いので、プリーツウェアと合わせたコーディネートがオススメだ。
【店舗詳細】
オム プリッセ イッセイ ミヤケ 代官山
オープン日:2016年6月11日(土)
住所:東京都渋谷区猿楽町19-8 T2 A棟
時間:11:00〜20:00
TEL:03-6277-5085
面積:1階 49.21m²、2階 45.52m²