ニウク(NÏUKU)の2017-18年秋冬コレクションが2017年1月22日(日)にフランス・パリで発表された。
ニウクは、2016年秋冬シーズンより日本本格上陸を果たしたパリの新鋭ユニセックスブランド。今シーズンより従来あったニウク デニム(NÏUKU DENIM)、コレクションラインに加えて、「バスクチュール ニウク(BASSCOUTUR NÏUKU)を始動する。
新ライン「バスクチュール ニウク」で提案するのは、ヴィンテージアイテムをアレンジした唯一無二のワードローブ。ショーの中でも象徴的であったヴィンテージのデニムやアルファ(alpha)のMA-1などがそれにあたる。元はごく普通のかたちであったデニムジャケットの身頃中央を、横断するように切り裂いて、ジッパーで荒々しく止めている。決して余計なものは足さず、解体と再構築によって完成するのがこのラインの良さだ。アディダス(adidas)のジャージ、ショート丈のブルソンなども新ラインのひとつである。
コレクションラインは、ところどころにストリートやミリタリーの要素が強く反映されているがおおむねクリーンな印象。冒頭に登場したラップコートやノーカラーのキルティングダウンなどのアウター類、クロップド丈のテーパードパンツをはじめとしたボトムスなど。コレクションの中ではそこに新ラインが加わり、それぞれのルックがより個性的なものとなって提案されている。