タエ アシダ(TAE ASHIDA)の2017-18年秋冬コレクションが、2017年3月22日(水)六本木・グランド ハイアット 東京にて発表された。
毎シーズン楽しみの豊かな素材使いが、今回も存分に発揮されたコレクション。輝くラメを織り込んだゴージャスなジャカード生地や、ウォーキングと共に揺れるヴィスコース、シルバーに染めたファー、レザーといった重量感ある素材を、タエアシダの軽やかでエフォートレスなエレガントスタイルに仕立て上げた。
特徴的だったのは、身体になめらかに寄り添うシルエット。とりわけ、ウエストを細く絞ったジャケットやドレスは、女性の身体が持つ本来の美しさをよく引き出していた。 また、身体に寄り添うラインとは相反するシルエットとして、フレアやドレープも特徴的な役目を担う。アシンメトリーなドレープに操られた生地や、ウエストから下へ勢いよく広がるぺプラムが、女性のしなやかな身体に華を添えるようだ。
ブラックやネイビー、グレーといったダークトーンがベースのカラーパレットに、ラメやファーといった装飾で煌びやかなアクセントをつけたのも、お互いの要素を引き立て合う技だろう。ファイナルルックでは、ビーズやパールの装飾で夜空に輝く星を表現した、印象的なジャケットスタイルを披露。合わせたスカートは、立体的な星モチーフを一面に散りばめた豪華なものだ。
巧みな素材使いが光るシックなデイウェアから、シルエットに多彩な変化がつけられたイブニングドレスまで、幻想的で華やかな世界観を追求したワードローブが完成された。また、ランウェイには福士リナや江原美希など、豪華な顔ぶれが登場した。