アリスアウアア(alice auaa)が2017-18年秋冬コレクションを発表。
テーマは、北欧神話に登場する戦士の巫女「valkyrjur」。北欧の氷の世界で果敢に戦場に立ち向かうヴァルキュリアは、勇ましく美しい。今シーズンは、羽根をたっぷりあしらった装飾や、甲冑のようなディテールで、逸話の中のような神秘的な勇ましい戦士の姿を表現。一方で、ディテールやシルエットには女性らしい可憐さを散りばめた。
甲冑を想起させるドレスは、肩や頭部、スカートには黒い羽根を配し、戦士をイメージした。キュッと絞ったウエストや、首元の肌をちらりと露出させるレース、フリルをあしらったスカートには、官能的なロマンティックさを感じさせる。
ロングのダッフルコートには、ベルベットのような滑らかでシワ感のある素材を採用。ウエスト部分からスカートのようにコートの裾がひらりと広がる。フードをかぶれば、まるで童話に登場する少女が身につけている衣装のよう。足元はレザーブーツで、エッジーさをプラスした。
まるでコルセットのようにウエストラインをなぞるベアトップには、中世の戦士のような膨らんだパンツを合わせて。ベルトを配したブーツは、その勇ましい印象に反しピンヒールを採用した。女性らしいエレガントさと、力強い戦士像を融合した新しい感覚のスタイルだ。