Scye(サイ)が、初の直営路面店となる「サイ マーカンタイル(Scye Mercantile)」を東京・千駄ヶ谷にオープン。
「Scye」のアイテムは、カジュアルでベーシックなアイテムなのに上品。まるで長年着ている“お気に入りの服”を想わせるような着心地の良さ、着た時に感じられるシルエットの美しさは、精緻なパターン構成と独自のデザインによって生み出されている。
「マーカンタイル」は、“商売”や“取引所”を意味する。その言葉を名にもつ同店舗は、これまで変わらず貫いてきたブランド独自のデザイン哲学やスタイル、美意識を提案する「販売店」としての役割をもつ。
店内には、メインラインの「Scye」とスタンダードライン「SCYE BASICS(サイベーシックス)」を、メンズ・ウィメンズともに取り揃えるほか、オープンと同時にデビューする同店限定販売のカプセルコレクション「サイ マーカンタイル」も展開する。
「サイ マーカンタイル」では、ジェンダーレスに着られる6サイズのアパレルアイテムを用意。流行に左右されないスタンダードなジャケットやシャツ、メインラインでは発売されることが珍しいロゴTシャツ、さらにはエプロンなど約20型が揃う。小物類も豊富で、合わせる洋服を選ばないレザーバッグを4サイズで取り揃えるほか、気軽に履けるシンプルなショートブーツも店内を彩る。
温もり溢れる木の什器には、アクセサリーやコスメティックが柔らかな光に照らされて並んでいる。これらは全て、デザイナー自らが好きなものだけを買い付けてラインナップしている。
オープン当初より取り揃えるのは、イギリス・ロンドンで最も古い薬局のひとつと言われる「ディー・アール・ハリス(D.R.HARRIS)」のコスメティクス、英国老舗ハットブランド「ジェームスロックアンドコー(JAMES LOCK & CO.)」のハット、日本発のアクセサリーブランド「アームデザインルーム(AVM Design room)」のジュエリー、コーギ(Corgi)の靴下など。Scyeのもつ雰囲気に馴染むブランドが集まり、来場者のライフスタイルを支える店舗となっていく。
同店舗のみのアイテムはもちろんのこと、さり気ない部分にも“ここだけ”が散りばめられている。それぞれの商品に備え付けられるタグは、「サイ マーカンタイル」のオリジナルロゴ入り。ニットやシャツはオリジナルボックスに入れて提供される。
インテリアデザインは、ワンダーウォール(Wonderwall)を率いる世界的インテリアデザイナーの片山正通が手掛ける。Scyeのブランドコンセプトをモダンに表現することに注力したという店内は、どこか無機的な要素もありながら、木のぬくもりも感じられる。これまでブランドが提案してきた、ベーシックでありながら洗練されたムードをそのまま体感することができる。
なお、店頭にはフリースペースが設けられ、限定ショップなどさまざまな期間限定イベントも開催していく予定。今後もシーズンごとに表情を変えて来店者を楽しませてくれることだろう。
【店舗詳細】
サイ マーカンタイル(Scye Mercantile)
オープン日:2017年8月26日(土)
住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-54-13
TEL:03-5414-3531
営業時間:12:00〜20:00
定休日:火、水
取扱商品:メンズ、ウイメンズの衣料品及び小物
■サイ マーカンタイル価格例
・ロゴTシャツ 8,000円+税
・ベスト 38,000円+税
・ジャケット 52,000円+税
・エプロン 15,000円+税
・コート 55,000円+税
・レザーバッグ 74,000~98,000円+税
・レザーシューズ 74,000円+税