2012年2月20日、ロンドンファッションウィークでプリングル オブ スコットランド(Pringle of Scotland)が2012-13年秋冬コレクションを発表した。ブランドが誇るニッティング技術と、鮮やかな色調によって構成された今シーズンは、シックで洗練されたルックが多く登場。 トップスとして多用されたタートルネックセーターはデザインがシンプルなだけにカシミアの高級感が引立っている。ジオメトリック柄のアンサンブルも、ニットならでは風合いが温かみを放っていた。
思春期のスクールガールから感じられる反抗的な態度がインスピレーションの1つとなっており、 あどけなさと攻撃的な雰囲気を共存させたスタイルも登場。襟元にアクセントカラーを加えたポップなイメージのテーラードコートも印象的。毛先にピンク、グリーン、パープル、ブラウンに染められたモデルのヘアスタイルからも遊び心が感じられる。
終盤には、ラッフル使いの美しいピースが登場。ハイネックニットはマニッシュなロングジャケットにスイートなテイストを加えている。カーキーのドレスは、ボディラインに沿う精巧な作りによってしなやかな女性の美しさが表現された。
ビジネスシーンから華やかなパーティーまで、様々なシーンに対応した上質なニットスタイルが提案されたコレクションとなった。