「フラワーズバイネイキッド2018ロンド(FLOWERS by NAKED 2018輪舞曲)」が、2018年1月23日(火)から2月26日(月)まで、東京・日本橋三井ホールにて開催される。
「フラワーズバイネイキッド」は、クリエイティブカンパニーのネイキッド(NAKED Inc.)が手掛ける、花をモチーフにした体験型デジタルアート展。2016年の1月から2月にかけて計70,000人超を動員した「フラワーズバイネイキッド 秘密の花園」、同年7月にテーマを変えて開催された「フラワーズバイネイキッド 魅惑の楽園」、「立春」をテーマにした「フラワーズバイネイキッド(FLOWERS by NAKED) 2017 —立春—」と、これまでに通算25万人を動員している人気のアートイベントだ。
2018年の「FLOWERS by NAKED」のテーマは、春の訪れと共に花と舞と音楽を楽しむ宴をイメージした「輪舞曲(ロンド)」。クラシック音楽、パフォーマンスアートなど、様々な分野で活躍するアーティスト達とのコラボレーションと共に、デジタルお花見体験を提案する。前年までの鑑賞中心の会場構成から一新し、まるで幻想的な花の世界に迷い込んでしまったと感じるような"体験型"のコンテンツに特化した。
メインコンテンツの一つとして、日本三大流派の一つであるいけばな草月流・第四代家元 勅使河原 茜とネイキッドのコラボレーション作品が、「眠りの世界」エリアにて発表される。約200本の竹により創り出された荘厳なトンネルとそれを彩る光が生み出す結界をくぐり抜けると、植物の種の中に入ったようなミクロの世界が現れる。
会場内には来場者が参加して成立する10の体験型コンテンツが用意されている。その主な展開エリアが「ランバン オン ブルー(LANVIN en Bleu)」の2018春夏コレクションで使用されている花柄とコラボレーションした「花畑」エリアだ。ここには6つの仕掛けが登場し、人が動くことによってプロジェクションマッピングのアニメーションが変化していく。
巨大なタンポポのオブジェに息を吹きかけると、タンポポの綿毛や花びらが舞いあがったり、蓮の葉の下に立つと雨や虹、雷などの自然現象が巻き起こったりするといった仕組みだ。壁の穴は指を入れるとタンポポの綿毛が飛び出したり、覗くとカエルが眠っていたりとユニークな演出が盛り込まれているので、全ての穴をまわって比べてみては。
またここで活躍するのが、エントランス付近に設置された鮮やかな生花が立ち並ぶ「花図鑑(GARDEN)」エリアで撮影し、プリントした特別な写真。ゆらゆらと揺れる真っ白な花々のオブジェにこの写真をかざすと、花が自分に近寄ってきたり、その写真に写っている花の色に染まったりする。他のコンテンツでもプロジェクションマッピングを変化させる鍵となるこの特別な写真は、先着5万名まで無料で撮影することが可能だ。
「桜彩」エリアでは、フードやドリンクを提供。代々木上原の人気レストラン「ナインストーリーズ(9STORIES)」監修の「桜のサングリア」や、「桜のティーソーダ」、日本酒などが用意され、お花見らしく愉しいひと時を過ごすことができる。
NY発のペイストリーショップ「ドミニク アンセル ベーカリー(DOMINIQUE ANSEL BAKERY)」とコラボレーションしたのは、「花咲く抹茶ラテ」。マシュマロでできた桜のつぼみを温かいドリンクにのせると、ふわりと花開く。自家製の抹茶ガナッシュをミルクで溶かした濃厚なラテは、時間がたつにつれて桜色のマシュマロが溶け出し、まろやかな味わいに。最後は中心にある丸い柚子のボンボンが溶けて、爽やかな香りを楽しむことができる。