ディオール(Dior)のアイコンバッグ「レディ ディオール」から、10名のアーティストとのコラボレーションアイテムが登場。ハウス オブ ディオール ギンザ、ディオール 心斎橋店にて販売される。
今回のバッグの発売は、2016年の英米アーティストとのコラボレーションプロジェクトに次ぐ第2弾「DIOR LADY ART #2」によるもの。2017年は、世界中から世代・バックグラウンドの異なるアーティスト10名を迎え、より多様な素材、サイズ、カラーやディテールが楽しめる「レディ ディオール」が展開される。
アンディ・ウォーホルなどと交流のある「ジョン・ジョルノ」が製作したのは、ハンドルさえもレインボーの輝きを放つ色鮮やかなバッグ。メタリックカラーで彩られたグラフィカルな「レディ ディオール」には、ジョン・ジョルノが構想した詩の一節を刻んだ。片面にはブラックのレタリングで、もう片方の面には半透明のホワイトで示し、女性が持つ強気な面と内気な面の二つの表情を映し出した。
過去にヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)のキャンペーンビジュアルや、アクネ ストゥディオズ(Acne Studios)とのコラボレーションポーチを手掛けた「ジャック・ピアソン」。ディオールのために用意したのは、パリ滞在中に描き上げたスケッチを基にした、シルバーとグレーがベースのバッグだ。オレンジのハンドルとアールデコ調のオリジナルチャームをアクセントに効かせ、"マンガ風"の楽しさを表現した。
幾度となくディオールとのコラボレーションを繰り広げてきた「イ・ブル」は、多数の小さな鏡が散りばめられたシルバーバッグを、過去に銀座のブティックの天井装飾を手掛けた「デビッド・ワイズマン」は、フローラルモチーフのキルティングバッグを製作。ドイツ出身の「フリードリッヒ・クナス」は、不気味な水彩風景画の前に広がる油絵の具の厚塗りが虹を作り出す代表作を「レディ ディオール」に昇華し、キスをするカップルを描いた。
その他にも、世界地図をあしらった「ホン・ハオ」によるバッグや、ミンクや極小パールをパズルの縫い合わせた「ナムサ・レウバ」のバッグ、カラフルで落書きのようなモチーフが描かれた「スペンサー・スウィーニー」とのコラボレーションアイテムが登場。最年少アーティストとしては、1993年生まれのベティ・マリアーニやジャミラ・オクボが参加し、伝統的なアイコンバッグのタイムレスな可能性を感じさせた。
【詳細】
DIOR LADY ART #2
取扱店舗:ハウス オブ ディオール ギンザ、ディオール 心斎橋店
【問い合わせ先】
クリスチャン ディオール
TEL:0120-02-1947