ブルーガール(blugirl)は、ランウェイショー形式ではなくルック形式で2018年春夏コレクションを発表。
花々の物語をロマンティックに綴るブルーガール。今シーズンは色鮮やかなポピーを咲かせ、暖かな季節の到来を迎えいれた。
シーズンを通して追求したのは、繊細で調和のとれた女性らしさ。ただただフェミニンなアイテムのみでコーディネートすることのない現代女性へ向けて、アクティブさ、カジュアルさ、ポップさなどを内包した、均衡のとれたミックススタイルを提案している。
キーアイコンとなるのはドレス。裾に波状のデコレーションをのせたショートドレス、ライトブルーのエンボスコットンで仕上げた膝丈ワンピース、フリルでウエストマークを施したワントーンドレスなど、流動的なラインを共有したドレスを多数揃え、ブルーガールが語る夏物語の土台を作る。
ポップな要素として投下されたのは、1950年代のピンナップ、サントロペでの思い出を綴ったポストカードから着想した総柄。コットンやツイル、シフォンなど軽やかな素材に紅色や藍色をのせて、ひと夏の思い出をドラマチックに表現した。
そしてもう一つI LOVE YOUプリントもデザインアクセントに。レッド&ホワイトと愛情あふれるパレットで愛のメッセージを刻み、サンドレスやスイムウェアへと転身させた。エレガントな世界に顔を出すこれらの躍動的なエレメントは、ドレスからよりフェミニンさを引き出し、コレクション全体をモダンなものへと昇華させる。