「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」はアメリカ発のアウトドアブランド。ダウンやパーカー、パンツから、ブーツやリュックまで幅広いアイテムを取り揃える。特にアウターは高い人気を誇り、直営店舗にとどまらずアパレルショップでも存在感を放つ。
今回はザ・ノース・フェイスのアウターが人気を集める理由と共に、おすすめのダウンやマウンテンパーカーをランキング形式で紹介する。
高い機能を備えるザ・ノース・フェイスのアウターは、アウトドア・スポーツシーンはもちろんタウンユースまで、マルチに活躍してくれる優れもの。そのどれもが優れた保温性を持ち、軽量に仕上げられている。雪や雨、寒さを防ぐ耐水性・防風性を兼ね備えるダウンや、透湿性・ストレッチ性を持つパーカーまでバリエーションが豊富なのも魅力だ。
スタイリッシュなシルエットや色鮮やかなカラーリングなど、その高いファッション性も人気の理由。ナナミカ(nanamica)とタッグを組んだタウンユースライン「ザ・ノース・フェイス パープルレーベル(THE NORTH FACE PURPLE LABEL)」や、機能性や技術をシティウェアに落とし込んだウェアを展開するなど、アウトドア・スポーツウェアの領域に留まることのないアーバンな着こなしも提案している。
シュプリーム(Supreme)とのダウンジャケットや、ビームス(BEAMS)とのアウトドアアイテムなど、ファッションブランドやセレクトショップとのコラボレーションにも積極的。sacai(サカイ)の2017-18年秋冬コレクションで発表された「サカイ × ザ・ノース・フェイス」は絶大な人気を博し、2018年春夏にスタートするHYKE(ハイク)とのコラボレーションライン「HYKE×ザ・ノース・フェイス」にも注目が集まっている。
まず最初に手に取ってほしいのは、冬のザ・ノース・フェイスの代名詞ともいえるダウンジャケット。1990年代を代表するヘリテージモデル「ヌプシジャケット」は、当時のデザインをそのままに、サイズ感を現代的にアップデートした。胸元と背中のロゴマークもポイント。中わたには断熱・保温性に優れたダウンを、表生地は撥水加工を施した強度のあるリップストップナイロンを使用するなどアウトドアシーンでも活躍する高い機能性を備えている。
アイコニックなダウンジャケットは、ベーシックカラーでコーディネートのまとめ役としても、レッドやイエローなどのビビットなカラーで主役に据えるのもおすすめ。フードはすっきりと収納することができるので、パーカーと重ね着してレイヤードを楽しむこともできる。
1969年に発売したアウトドア用ダウンパーカの原型とされているヘリテージモデル「シェラパーカ」のデザインを引き継いだのは「キャンプシェラショート」。大きなポケットが印象的なボックスシルエットのダウンは、ビンテージ加工と落ち着いたカラーリングで、より一層クラシカルな佇まいに。ボリューミーな見た目に反する軽やかな気心地も嬉しい。
さらに高い保温性を求める人には「バルトロライトジャケット」がおすすめ。真冬の天体観測や雪上ハイクにも対応でき、雪や小雨も防いでくれる防寒ジャケットだ。中わたには、遠赤外線効果により優れた保温効果が持続する光電子ダウンを封入。表生地には防風性・耐水性を兼ね備える30デニールのWINDSTOPPER2層構造を採用。パーツやディテールにもこだわり、コールドスポットを徹底的に排除している。本格的なダウンジャケットはモノトーンカラーを選んで、街でもスタイリッシュに着こなしたい。
ファー付きフーディジャケット「マクマードパーカ」も、保温性に優れたアイテム。ボリューミーなミドル丈は、意外にもどんなボトムスとも相性が良く、スタイリングに取り入れやすい。
ダウンと化繊わたのハイブリッド「サンダージャケット」はスリムなシルエットの 軽量ジャケット。アウトドアやスポーツなど体を動かす時のアウターとしてはもちろん、薄手のコートのインナーとしても活躍してくれる。