エド・シーランの名前を彼のラブソングを聞いて知ったという人も多いはず。アコースティックギターの優しく切ないメロディに乗せた甘い歌声は、世界中の人々を魅了し、数々の賞を獲得してきた。歴代のアルバムの中から、そんなエド・シーランの特におすすめしたいラブソングをラインナップ。大ヒット曲から隠れた名曲まで一挙紹介する。
エド・シーランを代表するラブソングともいえる「シンキング・アウト・ラウド(Thinking Out Loud)」は、海外の結婚式のBGMでは定番の1曲。永遠の愛を歌う甘いラブソングは、世界中から世代を超えて愛されている。映画『ブリジット・ジョーンズの日記』でも使用されたこの曲、実は劇中にエド・シーラン本人も出演し、ステージでギターを披露している。
収録アルバム情報:『x(マルティプライ)』
映画『世界一キライなあなたに』の挿入曲としても話題となった「フォトグラフ(Photograph)」は、アコースティックギターの柔らかな音色と共にエド・シーランの繊細で優しい歌声に浸れる1曲。劇中では、恋に落ちていく男女のカットで使用され、ロマンチックなムードをさらに盛り上げた。また、「フォトグラフ」のミュージックビデオに出てくる可愛らしい赤ちゃんは、エド・シーラン本人としても知られている。繋ぎ合わせた"フォトグラフ"によって、大人になるまでの成長過程を映し出す。
収録アルバム情報:『x(マルティプライ)』
恋人への愛を歌ったバラード「パーフェクト(Perfect)」は、アルバム『÷(ディバイド)』に収録されるや否や、世界中で話題沸騰となった1曲。歌姫ビヨンセと実現したコラボレーション曲では、オリジナルバージョンとは一味違う、深く壮大なラブソングに。ラストパートでは、2人の美しいハーモニーを聴くことが出来る。
収録アルバム情報:『÷(ディバイド)』
民族調なメロディと共に歌われる「ナンシー・マリガン(Nancy Mulligan)」は、隠れた名ラブソングとしてお勧めしたい1曲。タイトルの「ナンシー・マリガン」とは、エド・シーランの祖母の名前で、第2次世界大戦中"ナンシー"に出会った祖父の目線から歌詞が綴られる。恋に落ちた2人は、宗教が違うことから周囲に反対され、駆け落ちをすることに。そんなドラマチックな大恋愛を"孫"であるエド・シーランが、優しい声で歌い上げる。
収録アルバム情報:『÷(ディバイド)』
エド・シーランまとめ
<アルバム情報>
ファースト・アルバム『+(プラス)』
セカンド・アルバム『x(マルティプライ)』
サード・アルバム『÷(ディバイド)』