アルベルタ フェレッティ(ALBERTA FERRETTI)が2018年2月21日(水)に、イタリア・ミラノにて2018-19年秋冬ウィメンズコレクションを発表した。
ショーの開幕から連続したのはブラックにダズルを組み合わせたルック群。カラーパレットにミステリアスなヴァイオレットやグリーンが混じり始めるにつれて、一気に民族的な要素が増していく。チャイナドレスやカフタンドレスが細身のオールインワンに落とし込まれ、洗練された印象に仕上がっている。
テンガロンハット、東洋的なモチーフの錦糸の刺繍、エジプシャンな大柄のゴールドネックレス。東西のあらゆる文化が、ハイウエストな80年代的シルエットに詰め込まれた。乱雑にもなりうる組み合わせは、絶妙なバランス感覚によりエレガントな雰囲気を保っている。
終盤のルックは目にも煌びやかなダズルで彩られた。ボウタイからブーツに至るまで、全身のアイテムがファブリック、ビーズ、スパンコール、ビジューといったバリエーション豊かな素材による輝きで埋め尽くされた、豪華絢爛なルックでショーは終焉した。