トラディショナル、パンク、ロック、ファンシーなど…。どんなスタイルのアイテムを投入するかで、コーディネート全体の印象はガラッと変わる。そんな様々なスタイルの中で近年注目を集めるのがスポーティ。メゾン マルジェラ(Maison Margiela)2017年春夏コレクションでは、ジッパー開きのパーカーアイテムやメッシュ素材のアウターで、アクティブなスポーツスタイルを提案した。
今季は、カルバン・クライン 205W39NYC(CALVIN KLEIN 205W39NYC)2018年春コレクションのように、スポーツスタイルをよりエレガントにアップデート。スポーティなドローコードで生地を絞ってドレープを寄せたり、敢えてハイヒールを合わせたりするミックスコーデを取り入れてみて。
シルキーな薄い素材やレースなど、ランジェリーを想像させるウェアがジワジワと浸透中。アレキサンダー ワン(ALEXANDER WANG)2017年春夏コレクションでは、スポーティなアイテムを組み合わせ、ヘルシーな着こなしで提案。
今季は、そんなランジェリー風アイテムをより複雑にスタイリングする動きが浮上。ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)2018年春夏コレクションでは、淡い色合いのエレガントなドレスの上に、カラフルでボリューミーなビスチェ風アイテムをレイヤードした。思い切ってワンアイテム加える気持ちで、ランジェリーコーディネートを楽しんでみよう。
昨年多用されたシースルーアイテム。冬の間着なかったウェアがワードローブの中に眠っているのでは?バーバリー(BURBERRY)2017 フェブラリーコレクションのように、肌を透けさせてフェミニンに着用するのが昨年のメインスタイルだった。
今年は、シースルーアイテムをアクセサリー感覚で取り入れて作る多層コーディネートがおすすめ。ディオール(Dior)2018年春夏コレクションでは、チュールスカートの下にパンツを履く複雑なレイヤードを披露。フェミニンになりやすい透け素材に、敢えてマニッシュなジャケットやブーツを合わせるテクニックも参考にしてみて。