ディクショナリー(dictionary) の2012-13年秋冬コレクションはオペラ歌手のマリア・カラスの日常にフォーカス。ディクショナリー独自のアイディアを加えることで舞台衣装ではなく、彼女のプライベートの普段着をイメージしている。
落ちついた色合いのグリーンやレッドなど、様々なカラーとブラックを組み合わせることで、地味になりがちな季節のコーディネイトををさり気なく華やかに飾っている。またバラのプリントのワンピースやパンツはテーマである、マリア・カラス思い描かせる印象的なアイテムだ。
1950年代のスタイルをベースに、ハイウエストで切りかえたドレッシーなダッフルコートやモヘアのコートなど、上品で女性らしい印象を残しながらもクールな要素を取り入れてたコーディネートを提案。
エレガントに決めたいときはファーや高級感のある小物を合わせたり、マニッシュに決めたいときはハットを合わせたりと、枠にとらわれず自分らしいコーディネイトを楽しみたい自由な女性にふさわしいコレクションとなっている。