エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)史上初のメンズ・ウィメンズの合同ショーが、イタリア・ミラノのリナーテ空港にて2018年9月20日(木)開催。
ここ数シーズン、ホームタウンであるイタリア・ミラノを飛び出し、ロンドン、パリなどで新作発表をしてきたエンポリオ アルマーニ。2019年春夏は、原点であるミラノにカムバックし、ブランド史上初めてのメンズ・ウィメンズ合同ショーにチャレンジする。
ショーの舞台は、イタリア・ミラノの“空の玄関口”として数多くの旅行客を迎えてきたリナーテ空港。実は、リナーテ空港でファッションショーが開催されるのは初めて。初挑戦の両者がタッグを組み、スペシャルなイベントを開催する。
空港に降り立つと、まず出迎えてくれるのは今季のテーマ「EA BOARDING」のロゴだ。正面玄関口から大きな電光パネル、ショー会場まで続く廊下にまで、いたるところにロゴが飾られ、リナーテ空港はエンポリオ アルマーニ仕様に。
ショー会場は、空港内の格納庫。手荷物検査を通り抜け、空の旅へ飛び立つ前のような高揚感を味わった後に、普段とは様変わりした格納庫へ招かれる。
実は、この“航空機のすみか”は、ブランドにとって縁のある地。イタリアブランドの代表として、エンポリオ アルマーニのロゴと“イーグルマーク”が1996年より飾られ、ミラノを訪れる人々を見守り、ミラノを旅立つ人たちを見送ってきたスポットなのだ。
この広大なスペースが、一夜限りでエンポリオ アルマーニだけの特別な空間に。ライブ会場さながらの大きなステージの前にはスクリーンを設置。コンサートの始まりのようにサウンドが流れると、飛び立つ前の航空機の姿が映し出された。音楽の高まりとともに、徐々にスピードを上げていく旅客機。離陸直前の映像とともに、来場者を「EA BOARDING」という名のトリップへと誘う。
また、演出・コレクション内容だけでなく、ゲストも新しいアイデアのもとセレクト。通常、ファッション関係者などを対象にしているランウェイショーを開放し、一般客を招待。ゲーム感覚で楽しめる参加型オンラインコンテンツを通して募集し、抽選の結果選ばれた100名がショー会場へ招かれた。
当日会場には、報道関係者、VIP、取引先、加えて一般応募の当選者など約2300人のゲストが参加。日本からは、タレントのベッキーがミラノコレクション初参戦。グリーンのラメ入りトップスに幾何学的模様のショートパンツ、さらに“イーグルマーク”型のバッグを組み合わせ“エンポリオ アルマーニ”ルックで会場を訪れた。