2018-19年秋冬シーズンのダウンはトピックスが目白押し。8人のデザイナーとタッグを組んだモンクレール ジーニアス(MONCLER GENIUS)に始まり、モンクレールとヴァレンティノ(VALENTINO)、アクネ ストゥディオズ(Acne Studios)とフェールラーベン(FJALLRAVEN)など、コラボレーションだけでも注目のダウンウェアが多数揃っている。
また、ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)などの機能的なダウンウェアや、ブランド発信のスタイリッシュなデザインのモデルも含め、おすすめダウンウェアを紹介する。
ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)からは、人体から出る遠赤外線を生地で反射し、直接的に人体を保温することで自然な暖かさをもたらすダウンウェア「Thunder Hoodie」が登場。薄くコンパクトなシルエットながら、体温を外に逃さず温かさをキープしてくれる。グリーン、レッド、ネイビー、ブラックと豊富なカラーバリエーションを用意する。
Superior GORE-TEX Arctic Down Parka 118,800円(税込)、Windstopper Puffy Down Parka 74,520円(税込)
ウールリッチ(WOOLRICH)の、日本発信のアウトドアコレクションのアウターにも注目。「スーペリアアークティックパーカ」は、高耐久200デニールナイロン「ゴアテックスファブリック」を使用し、堅牢性と保温性の最大化に挑戦。天然ダウンの保温性能を最大限に活かすため、遠赤外線効果を持つ「光電子」ファイバーが加えられている。また、外側に撥水性の高い素材を採用し、水濡れを防ぐことで保温効果を保ってくれる。
ロシア発・アークティック エクスプローラー(ARCTIC EXPLORER)は、-30度まで対応できる防寒性や優れた耐水性など、極地でも耐え凌げる高機能を搭載したウェアを提案するブランド。2018-19年秋冬シーズンから日本に上陸する。シックなブラックやネイビーから、ブライトなイエロー、レッドまで、多彩な色で彩られたシンプルなデザインのダウンジャケットが揃う。
MIDIUM PUFFER DOWN JACKET 41,000円+税
ニューバランス(New Balance)からは、撥水性・通気性に優れた素材と、RDSと呼ばれる国際認証基準をクリアしたダウンを使用したジャケットが揃う。中でも、ミディアム丈のダウンジャケット「MIDIUM PUFFER DOWN JACKET」は首周りに高機能ファブリックを施したことで、最大限の保温性を実現。手元のサムホール付きカフスも、冷気を凌いでくれる。
ゴールドウイン(GOLDWIN)からは、保温性と防風性に優れた機能素材「ゴアウインドストッパー」使用のダウンジャケットが登場。ダウンバッフルのステッチ部分を接着仕様にすることで、着心地の良さと保温性をより一層高め、雨や雪も衣服内に侵入しにくい構造になっている。さらに、中綿には光電子ダウンが採用されている。
ヴァレンティノ(VALENTINO)とモンクレール(MONCLER)のコラボレーションダウンは、ダイナミックなロゴがアイキャッチな1着。光沢感のあるブラックがラグジュアリーな雰囲気を演出。袖には、両ブランドのダブルスペシャルラベルを配し、裏側はヴァレンティノを象徴するレッドが採用されている。
モンクレール ジーニアス(MONCLER GENIUS)より、モンクレールとパーム・エンジェルス(Palm Angels)がタッグを組んだ、8 モンクレール パーム・エンジェルス(8 MONCLER PALM ANGELS)は、ヴィヴィッドなレッドとブラックのダウンベストを提案。エッジの効いたデザインでスタイリッシュに仕上げている。
アクネ ストゥディオズ(Acne Studios)とフェールラーベン(FJALLRAVEN)がコラボレーションしたダウンジャケットは、フェイクファーのトリミングやリフレクターのワッペンを施した、アクティブなデザインが魅力。ライトブルーや、オレンジなどの明るいカラーリングが、爽やかな印象だ。
ハイネックフードダウンブルゾン 92,000円+税 ※2018年10月上旬~10月中旬発売
ザ ヴィリディアン(The Viridi-anne)とリップヴァンウィンクル(RIPVANWINKLE)のコラボレーションからは、高密度のコットンナイロンウェザーとSchoeller社の透湿撥水素材を組み合わせて仕立てたハイネックフードダウンブルゾンが登場。首周りを大きく覆う襟と、親指を通す穴を施したストレッチ素材のリブが特徴的だ。
キャサリン ハムネット(KATHARINE HAMNETT)のライン・キャサリン イー ハムネット(KATHARINE E HAMNETT)とデュベティカ(DUVETICA)のコラボレーションダウンジャケットは、生地に100%リサイクルポリエステル、中のダウンには、廃棄された羽毛布団を再利用した100%リサイクルグースダウンを採用したモデル。コンパクトなジャケットの他、オーバーサイズのコートなども用意する。
タトラス(TATRAS)とルシアン ペラフィネ(lucien pellat-finet)によるコラボレーションダウンからは、ジャカードのカモフラージュ柄ジャケットや、バックにダイナミックなリーフモチーフを刺繍したジャケットが登場。ライニングには、スカルとリーフのモノグラムを採用している。
VAINL ARCHIVE connected Marmot 74,000円+税
ヴァイナルアーカイブ(VAINL ARCHIVE)とマーモット(Marmot)がコラボレーションしたダウンジャケットは、都会的なデザインと、機能性を併せ持った1着。ナノレベルで耐久はっ水加工を施した750Fillパワーのはっ水ダウンを中綿に使用し、防水機能をもつ「GORE THERMIUM」を採用。水に弱いダウンジャケットの弱点を克服している。
ダイナミックなグラフィックがインパクト大なモデルは、ポロ ラルフ ローレン(Polo Ralph Lauren)の「ダウンヒルスキーヤーコレクション(Downhill Skier collection)」からの1着。ヴィンテージグラフィックに90年代のデザインをミックスしたカラフルなグラフィックは、どことなくレトロでエネルギッシュな空気感をまとっている。
ザ・ノース・フェイス パープルレーベル(THE NORTH FACE PURPLE LABEL)は、シープスキンレザーを採用した、クールな表情のジャケットを提案。ザ・ノース・フェイスの90年代の名品「マウンテン ジャケット」をベースにしたモデルだ。その他、フェイクレザーをあしらったモデルやクラシカルなチェック柄ダウンも登場する。
THE NORTH FACE PURPLE LABEL monkey time Exclusive 59,000円+税
同じくザ・ノース・フェイス パープルレーベルより、モンキータイム(monkey time)限定デザインのショートダウンパーカも登場。タウンユースに適したショート丈とダウン特有のボリュームを抑えたスッキリとしたシルエットが人気のポイントだ。表地には撥水加工が施されているので、悪天候の中でも快適に過ごすことができる。
タトラス(TATRAS)からは、2017年に人気を博したウールダウンコート「DONATELLO」の新モデル「DOMIZIANO」が登場。高級なオーダースーツにも使用されるイタリア・ロロピアーナ社のSuper150のウール×シルクの軽量ウールを採用。なめらかでと光沢感のあるラグジュアリーな質感が、上品さを演出する。
2018年9月に日本初の旗艦店を出店したラグジュアリーアウターブランド・ムーレー(MooRER)のダウンジャケットは、最高レベルのフィルパワーを誇るホワイトグースのダウンを使用した軽量で温かいアウター。全てのアイテムはイタリアで作られており、ボタンやファスナーも特注品を使用するなど細部まで妥協なく作り込まれている。上品なデザインと高級感のある仕立ても魅力的なポイントだ。