2018-19年秋冬シーズンのおすすめメンズコートをタイプ別に紹介。トレンチコート、チェスターコート、ピーコートといった定番コートからケープコートやノーカラーコートまで、人気ブランドのアウターを一挙に紹介する。この冬のワードローブをアップデートする際の参考にしてみて。
ミリタリーのレインコートが原型とされているトレンチコート。リカルド・ティッシがキュレーションした、バーバリー(BURBERRY)の2019年春夏プレコレクション「B Classic」からは、リラックスしたフィットのウエストミンスター ヘリテージ トレンチコートが登場。流れるようにしなやかなシルエットが魅力だ。
オーラリー(AURALEE)は、上質で繊細なウールにカシミヤをブランドした糸をしっかり打ち込みながら、しなやかに仕上げたフランネル素材のトレンチコートを提案。ダイナミックなビッグシルエットに仕立てている。
カジュアルにも上品なフォーマルスタイルにも合わせられる万能コート・チェスターコートは、ヴァレンティノ(VALENTINO)からの1着を紹介。袖口にパンクなスタッズを施すことでエッジを効かせつつ、端正な仕立てと上質な素材感でエレガントさを演出している。
一方、アンユーズド(UNUSED)からはカジュアルなムードのチェスターコートを紹介。大き目の襟に、ドロップショルダーの、ゆったりとしたシルエットがラフな表情だ。柔らかな色彩のライトパープル、キャメル、ブラックの3色を展開する。
漁師の仕事着に起源を持つ、トグルが特徴的なダッフルコート。メゾン マルジェラ(Maison Margiela)は、ざっくりとした編目のニット地と切り替えた、アイボリーのダッフルコートを提案。立体的な編地が温かみのある雰囲気を作り出す。
ザ・リラクス(THE RERACS)のダッフルコートは、ストレートなシルエットで凛とした立ち姿に見せてくれる、オーセンティックな1着。品のある光沢と、厚みのあるしなやかさを感じられる、上質な素材を採用している。
サイ(Scye)のメルトンピーコートは、重厚感とハリのある素材で、立体的なフォルムに仕立てられている。腰が隠れる程のミドル丈と、クラシカルな上襟で、きりっとした佇まいに。
また、サイはロングピーコートも展開。ひざ下まで覆うロング丈で、緩やかなドレープを描く、上品な分量感が魅力だ。