ブラックとホワイトを使った最新の春夏コーディネートを特集。

紹介するルックを参考に、素材や柄、シルエットで個性を出す、モノトーンカラーだからこそできるスタイリングを楽しんでみて。

ブラック スキャンダル ヨウジヤマモト

ブラック スキャンダル ヨウジヤマモト(BLACK Scandal Yohji Yamamoto)において象徴的なブラックの色彩をレオパード柄で彩ったセットアップ。オーバーサイズのジャケットとサルエルパンツのセットは統一感がありながらもリラックス感のあるムードが漂う。ジャケットはソリッドなブラックカラーのスラックスと合わせたジャケパンスタイルもおすすめだ。

コム デ ギャルソン・シャツ

コム デ ギャルソン・シャツ(COMME des GARÇONS SHIRT)のラグランスリーブスウェットは、最低限の装飾でシンプルなテイストに。“ラグランスリーブ×ジャストサイズ”の設計はデイリーでの着用に最適で、しっかりとした生地感はルックスに上質さをプラスする。オーセンティックな1着はどんなコーディネートにも合わせられる万能さも魅力だ。

イッセイ ミヤケ メン

イッセイ ミヤケ メン(ISSEY MIYAKE MEN)は、ミニマルで上品なカジュアルスタイルを提案。ホワイトのトップスとブラックのパンツで構成されたルックで目を惹くのは、ユニークなボタンデザインのノーカラープルオーバー。インナーにはパステルイエローのシャツをレイヤードすることで軽快なムードが演出された。同じく印象的なのが、日本の伝統的な染色技術を用いた軽やかな素材のパンツ。黒を基調とするパンツに乗せられた染色によるパターンは、ソリッドなイメージの“白×黒”コーディネートに豊かな表情を落とし込む。

リック・オウエンス

バベルの塔やタトリンのタワー塔をモチーフにしたリック・オウエンス(Rick Owens)の構築的なジャケットは、ロング丈のカットソーを合わせたレイヤードスタイルで。サイドにスナップボタンを配した、たっぷりとしたサイズのパンツはスポーティーなテイスト。伝統的でフォーマルなジャケットと現代的でモードなパンツの組み合わせは鮮烈な印象を与えるキーポイントだ。

ジル・サンダー

ボックスシルエットのアイテムを、ブラックとホワイトのカラーパレットで仕立てたジル・サンダー(JIL SANDER)。レイヤードスタイルのコーディネートでは、360度身体との間に空間が出来る立体的なフォルムのトップスを組み合わせた。中でも、滑らかな薄いレザーを素材に採用したアノラックパーカーは、身丈と袖丈のバランス、生地のドレープ感がポイント。エフォートレスな雰囲気が心地よい1着に仕上げられた。

タカヒロミヤシタザソロイスト．

タカヒロミヤシタザソロイスト．(TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.)が展開する、「180°シリーズ」のブラックオンブレチェックシャツ。ボディにはベストが縫い付けられており、シンプルにシャツの上に重ね着しているように見せたり、アバンギャルドにあえて垂らして着てみたりと、全く異なる雰囲気での着用が可能だ。また、リバーシブルであるのに加え、前後を逆にして着ることも出来る。

ビズビム

ビズビム(visvim)のチェッカーフラッグジャケットは、まるで“半纏”のようなシルエット。大きなブロックのチェック柄は、ブラックとホワイトで固めたコーディネートのみならず、普段のコーディネートでも羽織るだけでアクセントとして機能してくれる。ゆとりのあるサイズ感なので、スキニーなどで細身のパンツを合わせて緩急をつけるのも良し、太めのパンツで無骨に決めるのも良しだ。

ザ ヴィリディアン

ザ ヴィリディアン(The Viridi-anne)のモード感漂うワイドパンツは、縦に通されたファスナーによって変幻自在にシルエットを変えることが出来る1本。ファスナーの閉め具合によってジョッパーズパンツのような形を再現することも可能になっている。また、トップスにはストライプのバンドカラーシャツを合わせることでクリーンさを演出。ブラックのボタンがスタイリングに一層の統一感をもたらしている。