ワークウェアといえばデニムジャケット。これもまた春先には欠かせないアイテム。秋冬ならコートの下に忍ばせていたデニムジャケットが次は主役に躍り出る。例に挙げたのは、デニムアイテムが豊作だったオフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)と、ハイブリッドを得意とするサカイ マン(sacai man).
デニムジャケットは、ひねりの効いたデザインでもっと楽しく。上下デニムで合わせるスタイリングは、ひとつアレンジを利かせるだけで、お洒落度が急上昇する。
シャツ1枚で軽快に外に出たくなる季節には、サファリシャツをおすすめしたい。また、サファリシャツは、ミリタリージャケットのようにレイヤードして着こなせるのも嬉しい。
1枚はもちろん、インナーと遊びたくなるミリタリーシャツ。フラワーモチーフなどフェミニンなモチーフと合わせると今季らしいスタイリングになる。例に挙げたのは、コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン(COMME des GARÇONS JUNYA WATANABE MAN)とカズユキ クマガイ(KAZUYUKI KUMAGAI)。
この春夏の必須アイテムはベスト。各ブランドから個性豊かなデザインが多数登場している。例に挙げるのは、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)、コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン(COMME des GARÇONS JUNYA WATANABE MAN)、エンジニアド ガーメンツ(ENGINEERED GARMENTS)、そしてウル(URU)。
特に、今シーズン多かったのが大きなボックス型ポケット付きのベスト。大胆な装飾性と、バッグいらずの利便性を兼ね備えたアイテムだ。本格的な軍用ベストを想わせるデザインも、今季らしいスタイリングに。
フィッシャーマン風ベストは合わせ方次第で、お洒落アイテムに変わる。軽やかな素材を選べば、シャツなどとのレイヤードで真夏でもOKだ。今季はメッシュ素材やリネン素材などのフィッシャーマン風ベストが、各ブランドから登場しているので要チェック。
クリーンな印象が残る、ミリタリーデザインもおすすめ。センタープレスのクラシカルなスラックスでもしっかり馴染んでくれる。
ジワジワきている今季のオールインワンブーム。2019-20年秋冬コレクションでも提案しているブランドが多いので、注目アイテムとしてリストアップしておきたい。