アッシュ・ペー・フランス(H.P.FRANCE)が手掛ける東京・表参道のセレクトショップ「水金地火木土天冥海(スイキンチカモクドテンメイカイ)」では、浴衣セレクション「水中花姫」を、2019年6月20日(木)より展開する。
「水金地火木土天冥海」は“東洋の手仕事”をコンセプトとしたセレクトショップ。毎シーズン取り揃える浴衣セレクションでは、1800年代に創業した日本橋の老舗呉服店「竺仙(ちくせん)」の浴衣をメインに、新鮮な小物を取り入れた着こなしを紹介している。
2019年夏は“ディープ オーシャン シークレット(Deep Ocean Secret)”をテーマに、フランスのアクセサリーブランド「ジャマン ピュエッシュ(JAMIN PUECH)」による“海”モチーフのラフィアバッグを合わせたゆかたコーディネートを提案する。
松煙染(しょうえんぞめ)と呼ばれるスモーキーな染めで牡丹を描いた、柔らかなピンク色の「竺仙」のゆかたには、伝統的な更紗文様をパッチワークした「きものギャラリー凛(りん)」の帯を合わせてエキゾチックに。バッグはヒトデや海藻を立体的に施したラウンドフォルムの「GALATEE」をセレクトした。
奥州小紋(おうしゅうこもん)と呼ばれる深いブルーの染料であやめの花を表現したのゆかたには、シボ感のある麻素材「小千谷縮(おぢやちぢみ)」の帯をコーディネート。ゆかたと帯はいずれも「竺仙」のもの。貝殻をうろこに見立てた魚型のラフィアバッグ「MORIS」で、遊び心をプラスしている。
アパレルブランド「スラドキー(SLADKY)」のデザイナーが手掛ける、近江縮(おうみちぢみ)を鮮やかなグラデーションに染め上げたゆかたは、清涼感に溢れる麻をベースとした素材も魅力的。「竺仙」による沖縄の伝統工芸、琉球絣(りゅうきゅうがすり)の帯をコーディネートした。クラゲやカニのモチーフを散りばめたミニバッグ「ODYSEE」でアクセントを効かせて。
モダンな和の装いを提案するブランド「トリエ」の綿ゆかたは、有松雪花絞り(ありまつせっかしぼり)と呼ばれる美しい板締め絞りがポイント。更紗文様を復刻した「きものギャラリー凛」の帯で、上品なネイビーのゆかたにスパイスを添えた。合わせたバッグはアンモナイトモチーフの「GASTON」。持ち手の長さを調節することでショルダーバッグとして使用することもできる。
【詳細】
水金地火木土天冥海 2019年浴衣セレクション「水中花姫」
■浴衣
発売日・展開店舗:2019年6月20日(木)~ 水金地火木土天冥海
※6月3日(月)~ 公式オンラインストア先行販売
アイテム例:「竺仙」ゆかた 77,000円+税、「トリエ」ゆかた 63,000円+税
■ジャマン ピュエッシュのバッグ
発売中 ※2019年5月現在
展開店舗:水金地火木土天冥海、ジャマン ピュエッシュ取扱各店、公式オンラインストア
アイテム例:「GALATEE」64,000円+税、「GASTON」33,000円+税