高級ブランドから2019年に発売されたメンズのボリュームスニーカーを特集。ラグジュアリーブランドからリリースされているダッドスニーカーは、履くだけでぐっとラグジュアリーな雰囲気を演出してくれる。他人と差をつけるこだわりの1足を見つけてみて。
バレンシアガ(BALENCIAGA)の「トラック.2」最大の特徴は、176個ものピースを使用したアッパーだ。2018年に登場したモデル「バレンシアガ トラック」を、より複雑に再構成した。シュータンとその横に位置するパーツには、ブランドロゴと「トラック.2」のネームを配置。また、2重構造のEVA軽量ソールにレイヤードされたパネルの間では、ワンポイントのメタリックパーツが輝く。
コンバット スエード ハイカット ブーツ 135,000円+税
ディオール(DIOR)の「コンバット スエード ハイカット ブーツ 」は、コンバットブーツに、スニーカーのソールを組み合わせたハイブリッドシューズ。ベーシックなミリタリーシューズのフロントと、アクティブなソールの織り成す絶妙なバランス感が魅力だ。ウエルテッドとサイドステッチで仕立てることで、履き心地の良さと上質感を感じられる仕上がりとなっている。
ヴェルサーチェ(VERSACE)からは、ソールがチェーンの形をしたアイコニックなスニーカー「チェーンリアクション」が発売。スエードやメッシュといった異素材と、プリミティブカラーを採用することでポップな印象に仕上がっている。
ジバンシィ(Givenchy)の「JAW SNEAKER」は、暗闇でアッパーに配した薄黄色のラインがグリーンに変化する仕掛けを施したスニーカー。黒のソールと強いコントラストを描き、暗闇でシューズが浮かび上がるようなインパクトをもたらす。
オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)の「ODSY-1000」は、ハイキングシューズとトレイルランニングシューズを着想源に、ボリュームを持たせたシルエットが特徴的。アッパーには、ブランドのアイコンであるアローロゴを配した。また、ヒールタブには、ブランドのアイコニックなインダストリアルベルトがあしらわれている。
ジル サンダー(JIL SANDER)は、ミリタリーを象徴する「コンバットブーツ」からインスピレーションを得たスニーカーをリリース。高い耐摩耗性・耐久性をもつコーデュラナイロンをベースに、レザー素材を立体的に切り替えたアッパーが特徴だ。ソールにはボリューム感のあるゴムソールを採用し、コンバットブーツの面影を残している。
クリスチャン ルブタン(Christian Louboutin)のスポーティーなスニーカー「Red Runner」は、快活なメッシュ素材に、シルバーやコッパーなどのメタリック素材を組み合わせ。異素材をドッキングさせることで、プレイフルな1足に仕上がっている。また、アウトソールには、クリスチャン ルブタンのアイコニックなレッドカラーを選んでいる。
ジミー チュウ(JIMMY CHOO)のウィメンズスニーカー「レイン」からメンズサイズが登場。アッパーは、クラシカルなランニングシューズをベースに、複数の素材やパターンを組み合わせた。2層構造のボリューム感のあるソールには“CHOO”のロゴをあしらい、ジミー チュウらしいアイコニックなスタイルに仕上げている。
サルヴァトーレ フェラガモ(Salvatore Ferragamo)からは、アッパーの輪郭に沿ってレインボーカラーのリボンを配置したシューズを展開。クリーンなホワイトの下地にカラフルなリボンが映えるデザインが特徴的だ。ソールは、ボリュームのあるウェッジソールタイプを採用している。
マルニ(MARNI)の「ビッグフット」は、50年代のクラシカルなランニングシューズを再解釈し、厚さ5cmのラバーソールをあしらった1足。ブラックのテクニカルファブリックには、上質なスエードバンドを使用。厚みのあるソールには、ホワイト・ブラックのバイカラーを採用した。
ハンティング・ワールド(HUNTING WORLD)のブランド初となるスニーカーは、「マリン」が着想源。スエードやカーフ、ナイロンといった素材組み合わせ、うねる波表現した。また、厚みのあるラバーソールや、パッド入りの足首部分によってボリュームのあるデザインとなっている。
セルジオ ロッシ(Sergio Rossi)からは、2019年秋冬ウィメンズコレクションで初登場した「セルジオ エクストリーム」のメンズモデルが登場。程よいボリューム感のあるチャンキーソールと、1960年代にセルジオ ロッシが使用していた手書きの復刻ロゴをあしらったシュータンだ特徴的だ。カラーは、ブラックやホワイト、シルバー、ネイビーなどベーシックなものを展開する。