「能装束と歌舞伎衣裳」展が、2019年10月7日(月)から11月29日(金)まで、文化学園服飾博物館にて開催される。
歌舞伎衣裳 三浦屋揚巻(助六由縁江戸桜) 松竹衣裳株式会社所蔵
「能装束と歌舞伎衣裳」展では、日本の伝統芸能である「能」と「歌舞伎」、両者の魅力を、それぞれの衣裳を通じて紹介する。芸能衣裳ならではの大胆で華やかな意匠に着目するとともに、「能」「歌舞伎」の衣裳の特色や共通点も明らかにする。
「能」は、江戸時代に幕府の儀式用の芸能として隆盛を極め、その装束は各大名による豪華絢爛な仕上がりとなっている。また、同じく江戸時代に庶民からの人気を博した「歌舞伎」の衣裳は、市井の風俗にも影響を与えた。
会場には、文化学園服飾博物館が所蔵する彦根藩主・井伊家旧蔵の江戸時代・明治時代を中心とした能装束と、松竹衣裳株式会社の所蔵する現代の歌舞伎衣裳を展示。舞台映えする、ダイナミックなデザインに注目だ。
【詳細】
「能装束と歌舞伎衣裳」展
会期:2019年10月7日(月)~11月29日(金)
場所:文化学園服飾博物館
住所:東京都渋谷区代々木3-22-7
開館時間:10:00~16:30(10月11日、11月15日は19:00まで。入館は閉館の30分前まで)
休館日:日曜日、祝日
※10月22日、11月6日~8日は休館 ※11月3日(日)、4日(振休)は開館
入館料:一般 500円、大高生 300円、小中生 200円 ※20名以上の団体は100円引き
※障がい者とその付添者1名は無料
■ギャラリートーク
「歌舞伎衣裳について」松竹衣裳株式会社・高橋孝子
日時:10月19日(土) 13:30~(12:30より受付順30名)