路地一体を1つの宿に改修した宿泊施設「Nazuna 京都 椿通(以下:椿通)」が、京都・四条大宮にオープン。
四条大宮付近の一角に位置する「椿通」は、明治時代に建てられた築110年以上の町家が立ち並ぶ約1,400平米のL字型路地一体を、全23室の旅館と2つのレストランで構成される1つの宿に改修した旅館。取り壊される目前だった町家群全体を改修し、宿泊および飲食機能を備えた街に生まれ変わらせるという、全く新しい試みを実践する宿泊施設だ。
奥行きのある京都らしい造りが魅力のレセプション棟は、「外界」と「椿通」の世界を結ぶ小路であり玄関口。そこを抜けると、昔の花街を思わせる提灯や置き行灯が灯る、外の世界と隔離された石畳の街並みが広がる。
露天風呂付き客室として生まれ変わる全23棟の町家には、京都の自然美をテーマとした「TAKE」「MIZU」「IWA」「HANA」「HA」の5つのカテゴリーを設定。大別すると、1階の露天風呂付き坪庭を望むリビングと2階のベッドルームで構成されるスイートタイプ「TAKE」「MIZU」(計9室)、1階に露天風呂付き坪庭を望むベッドルームを、2階には布団を敷くこともできる畳のスペースを備えるデラックスタイプ「IWA」「HANA」「HA」(計14室)の2タイプで、各客室はそれぞれのテーマから着想を得たデザインの内装・インテリア構成となっている。
「椿通」内のどこかに存在する秘密のドアの向こうにあるのは、「ミシュランガイド京都・大阪 2020」で三ツ星を獲得した割烹「祇園さゝ木」の主人である佐々木浩がプロデュースする6席限定のシェフズテーブル「q」。料理人の美しい所作を目前にしながら、極上のコース料理が楽しめるという。
また、豊後牛専門店「焼肉ホルモン ブンゴ」や肉バル「炭火とワイン」の新業態となる「和牛料亭 bungo」も出店。ここでは、厳選された最高品質の国産和牛を様々な調理スタイルで楽しめる。
「Nazuna 京都 椿通」
オープン時期:2020年6月
住所:京都市下京区高辻通大宮西入坊門町838
アクセス:阪急電鉄 京都本線「大宮駅」・京福電気鉄道 嵐山本線「四条大宮駅」から徒歩約5分
客室数:
・スイート9室(すべて~2名利用)
・スタンダード14室(うち9室は~3名利用、5室は~4名利用)
宿泊料金:2名1室40,000円〜
レストラン数:2(「q」/「和牛料亭ブンゴ(bungo」)
運営:株式会社Nazuna 企画:株式会社Kiraku
【問い合わせ先】
株式会社Nazuna
TEL:075-253-6877
e-mail:marketing@nazuna.co