3月に六本木ヒルズに世界2号店をオープンするイッサ ロンドン(ISSA LONDON)が2013-14年秋冬コレクション。カラーパレットはブラック、ホワイトをはじめ、ブラウン、マスタード、オリエンタルブルー、オレンジなどレトロなカラーがエスニックな風を感じさせる。
粗野な力強さもありながらエレガントに仕上がっている理由は、イッサのアイデンティティのひとつでもある贅沢なシルク使いだ。今季を特徴づけるシルクシフォンのカフタンにプリントされた、イーグルの羽のプリントに目を奪われる。
つばを大胆に広くデザインしたマウンテンハットと、そのサイドにあしらわれたフェザーが、インディアンテイスト。ポンチョタイプのファーをマキシ丈のドレスにレイヤードし、太ベルトでウエストマークしたハイテクニックな着こなしにも注目だ。スーパーロングでボリュームたっぷりのムートンもインパクト大。
流れるシルエットのイブニングは10~20年代の優雅なエッセンスを感じさせ、エレガントな印象に。ハイネックをインすることで、アーバンでモダンな着こなしを実現している。エッジィで冒険心を忘れないグラマラスな女性にふさわしい、ワイルドかつ優雅なコレクションとなった。フィナーレにはトップモデルのカーラと肩を組んでデザイナーのダニエラ・イッサ・ヘラエルも登場し、観客の喝さいを浴びた。