日本の“羽織り”に着想を得たウェア「ハオリ(HAORI)」が、新ブランド「ノーブル サベージ(NOBLE SAVAGE)」から登場。2020年6月17日(水)から23日(火)まで伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージで展示・オンライン発売され、6月24日(水)から30日(火)まで本館7階=呉服にて店頭販売される。
「ノーブル サベージ」は、京都で280年以上続く西陣工芸帯の老舗・誉田屋源兵衛(こんだやげんべえ)10代目山口源兵衛が手がける新ブランド。日本古来から受け継がれる染織技術を、ルールに縛られた和装ではなく、世界のライフスタイルに馴染む自由な形で提案することを目指す。
ファーストコレクションでは、欧米でガウンや部屋着、ストリートウェアとして幅広く取り入れられている着物の“羽織り”に着目。誉田屋源兵衛が所有する膨大な色柄や、伝統的な染め生地を惜しみなく使用した「ハオリ」を展開する。
目玉となるのは、稀少な手織りの生地と奄美大島の泥染め・草木染めで製作した「ハオリ」。泥染めとは、草木染めをした生地の上から泥田で染める奄美大島の伝統技法だ。草木の成分、そして泥の鉄分と微生物の化学反応によって、化学染料では出せないアースカラーを生み出すことができる。
泥染めや草木染めは染めムラが出るため、全てが一点もの。また、着込むほどに生地が馴染み、全体の風合いが変化していくため、着用を重ねるたびに唯一無二の個性を楽しむことができる。
柄物は、10代目山口源兵衛の代表作でもある「破れ格子」や、大気圏と宇宙との間に起こる際の摩擦の様を落とし込んだ「アンドロメダ」、イタリアの鬼才画家カラヴァッジョによる名作をプリントした「法悦のマグダラのマリア」などを取り揃える。
シルエットも、和の印象は残しつつ、ストリートやモードファッションとの相性を考慮したもの。袖の振りは一般的な着物より短くしながら、襟には半纏や半被の型を取り入れ、洋服の立体裁断を組み合わせている。薄めの生地で作られているため、ロングカーディガンなどの代わりにさらりと羽織るのがおすすめだ。
なお伊勢丹新宿店ではショールーミングを取り入れて展示販売。6月17日(水)から23日(火)までは、本館1階=ザ・ステージで「ノーブル サベージ」の世界観を体感しながら、タブレットにて希望商品の購入が可能だ。6月24日(水)から30日(火)までは本館7階=呉服で店頭販売を行う。
【詳細】
「ノーブル サベージ」
展開期間・場所:
・<展示>2020年6月17日(水)~23日(火) 伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージ
・<販売>6月24日(水)~30日(火) 伊勢丹新宿店本館7階=呉服
※6月17日(水)~23日(火)は展示のみ。商品の店頭販売は6月24日(水)~30日(火)。
住所:東京都新宿区新宿3丁目14-1
アイテム例:
・アンドロメダ 63,800円(税込)
・法悦のマグダラのマリア 68,200円(税込)
・破れ格子 63,800円(税込)
・ムガwith古箔PK ダスト 418,000円(税込)
【問い合わせ先】
伊勢丹新宿店
TEL:03-3352-1111(代表)