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2013年3月18日(月)、ミントデザインズ(mint designs)が2013-14年秋冬コレクションを発表した。テーマは「DAZZLING PAZZLING」。混乱する、困惑させる、イメージがばらばらの状態という意を「パズリング」に込め、また光り輝くものが「ダズリング」を意味する。
最初はイメージに法則性がなく、羅列だったイメージは、カチッと一致した瞬間はきらめくもの。運命の出会いのようにが感動する瞬間だ。しかし、一方混沌とした状態も美しい。その状態のままとどめようとする意図は、数字やアルファベットのレタリングがガチャガチャとかき混ぜられたような柄にも現れている。合致した時の感動とバラバラなな状態の美しさ、その両方の瞬間をデザインへ落とし込んだ。
試したり、止めたり、混ぜたり、引いたり……。例えば、アウターの一部に軽く柔らかい生地を用いることで、丈は長く存在感はあるが、シルエットは歩くたびにふわりと変化する。同じチェックでも拡大・縮小をかけ合せ、一方をバイアスに取ることで、表情に変化を出す。
今回、テキスタイルにおいては、初めてのツイードに挑戦。ラメなど9種類の糸で編んだ織で、ブランドらしいツイードに仕上がっている。ふんわり織ってあり、非常に軽い着心地だという。ウールに混ぜて、透明感のある糸を織ることで透明感を出した。また今季も桐生、米沢など古くからある着物の産地でテキスタイルを作成している。
シューズはほとんどのルックでハイカットのスニーカーを採用。またショーの中で、アジア人としては第1号となるカンペールとのコラボレーションのアイテムも着用された。
シンガポールなど、アジアの市場も視野に入れ、更にニーズを広げていきたいと話すデザイナーの勝井北斗と八木奈央。八木は「自分を持っている芯の強い女性がミントデザインズを着ているのを見て、似合っていると感動した」とミントデザインズ・ワールドが年々浸透していく喜びをかみしめるように語った。
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