アレキサンダー ワン(ALEXANDER WANG)日本初となる旗艦店が、2013年10月5日(土)にオープンする。出店エリアは、アクネ ストゥディオズやトム ブラウン ニューヨークが旗艦店を構える南青山のブルーサンクポイント(BLUE CINQ POINT)。
地下を含め合計3フロアからなり、売り場面積は345㎡。店内には、プレタポルテコレクションをはじめ、"Tシャツように毎日着れる日常着"がコンセプトの「T By Alexander Wang」、人気のハンドバッグ、革小物、シューズまで、メンズ・レディースともにフルラインナップが揃う。国内では今回の旗艦店だけの発売となる、ライフスタイルアイテムに特化した「OBJECT Collection」の新作からも目が離せない。
SOHO、北京に続き、世界で3店舗目の旗艦店となるショップは、初めての3フロア。1階にバッグ&アクセサリー、2階にレディース、地下にはメンズと、レディースのバッグ&シューズが展開されている。店内のデザインは、NYのスタジオやショールームをベースに、青山店ならではの新しい要素が取り込まれた。
左)2階 レディース 右)3階 メンズ&レディースバック&アクセサリー
壁にはイタリア製の白と黒の大理石をもちい、石の縁にはアクセントとなるブロンズをトリミング。そこに打放しのコンクリートの床を組み合わせることで、高級感だけでなく、コンテンポラリーな雰囲気も漂う。照明を仕込んだ大理石のフレームに囲まれた商品たちは、ブランドの世界観を表現したショップの中で、より魅力的に。ディスプレイが浮遊しているかのようなユニークな棚など、什器にもこだわっている。
アレキサンダー ワンが、「家に来てもらう感覚」を大切にしているのもポイント。カスタムでつくったソファは地下1階、2階におかれ、さらに2階には本人のお気に入りブランドのソファも。ゆったりと座ってコレクションを眺めることができるなど、ラグジュアリーさの中にも居心地の良さを追求している。
またオープンを記念して、メンズとレディース、ハンドバッグ、そしてアクセサリーの限定アイテムを発売。ニットで編み込まれたコートや首元のシルエットに遊びを効かせたジャケット、レザーとのコンビネーションがエッジィなスカート、ショルダーバッグにも変形できるバックパックなどデザイン・機能性に富んだアイテムが登場した。
左)NEOPLENE DRESS WITH LEATHER PLACEMENTS/BLACK ¥50,400-
右) T by ALEXANDER WANG - MEN’S WOOL BLEND HOODIE/BLACK ¥64,050-
中でも注目の限定アイテムは、ウェットスーツを使用したジャケット、ドレス、スカートだ。以前から人気だったアイテムに、さりげなくレザーのパイピングをとり入れた。メンズからは、やわらかな手触りのフードのプルオーバーがこれからの季節にぴったり。ローズゴールドのジップがアクセントのバックパックは、3WAYで機能性も重視した。2012年からはじまったライフスタイルにまつわるアイテムをそろえた「Object Collection」からは、エイの革を使用したコースターや、本物さながらのボクシンググローブなどユニークなアイテムも。
「ジェンダーレス」がキーワードでもあるブランドは、男女ともにメンズとレディースを着こなせるようなユニセックスなアイテムが中心。問い合わせが多かったメンズのアイテムも、本店舗ではスペースを大きくとり、幅広く取り扱っているのも見どころだ。
この旗艦店のプロデュースおよび運営は、アレキサンダー ワンの日本におけるリテールパートナーである「Club 21 Japan」との協業。ブランドのコンセプトである「常識はずれなイージー感」「予測不可能なアレンジ」をアクセントに効かせ、ミニマリスティックなアプローチをとった。
今回の新店舗は伊勢丹新宿、ドーバー ストリート マーケット ギンザ・コム デ ギャルソン、阪急うめだのショップ・イン・ショップ、そして2013年6月にオープンした銀座三越のハンドバッグラインのショップ・イン・ショップに次ぐ5店舗目の直営店。さらに2013年内に上海、香港、ソウル、バンコク、シンガポールなどアジア全域で更に14店舗のショップオープンを予定している。
【店舗情報】
ALEXANDER WANG
オープン:2013年10月5日(土)
住所:東京都港区南青山5-3-20 BLUE CINQ POINT C2
電話番号:03-6418-5174
営業時間:11:00~20:00
定休日:不定休