おすすめメンズデニムパンツを特集。カジュアルなコーディネートに欠かせないジーンズを、人気ブランドの新作からピックアップ。定番ブランドのリーバイス(Levi's)、Lee(リー)、A.P.C.(アー・ペー・セー)をはじめとするブランドから、2021年春夏のおすすめジーンズをピックアップ。テーパードシルエットやワイドパンツなど、様々なジーンズを紹介する。あわせて、デニムの生地やジーンズのシルエットの種類も紹介。デニムを選ぶ際の参考にしてみて。
リジッドデニム:洗いをかけていない(未洗い、ノンウォッシュ)状態のデニムのこと。未洗いのためデニム地に糊が残っており、硬い質感と濃いインディゴカラーが特徴。分類上、生デニムもリジッドデニムの中に含まれる。
生デニム:洗いや防縮加工などの加工を一切施していないデニムのこと。生デニムもリジッドデニムの1つだが、その違いは防縮加工の有無にある。デニム地は防縮加工を施していてもある程度洗うと縮むものだが、生デニムはより一層洗うと縮みやすい。その生デニムの縮みやすい性質を生かし、洗わずに履いて徐々に自分の身体にフィットさせたり、洗濯機であえて洗って縮ませたり、“育てるジーンズ”として楽しめる。ちなみにリーバイスは「シュリンク トゥ フィット 501」において、生デニムを穿いてバスタブに浸かることで、体に合わせて縮めるユニークな方法も提唱している。
ウォッシュドデニム:防縮加工に加え、洗いをかけたデニムのこと。
ワンウォッシュデニム:1度洗いにかけることで糊などを落としたデニム。最も軽いウォッシュ加工。インディゴの色味は濃いが、リジッドデニムと比較すると柔らかい風合いになっている。
ストーンウォッシュデニム:アタリをつけるために、軽石を入れて洗いをかけたデニム。全体が均等に淡いブルーに色落ちし、繊維の毛羽が出て柔らかい風合いになる。
バイオウォッシュデニム:酵素を用いて程よく脱色し、着古したかのような色味に仕上げたデニム。表面の毛羽立ちが少なく肌触りの柔らかい質感が特徴。
ケミカルウォッシュデニム:強力な漂白剤に浸した石と一緒に洗うことで、石がこすれた部分が脱色しムラのある色味に仕上げるウォッシュ加工を施したデニム。脱色が強く、まだら模様になるのが特徴。日本で1980年代に流行した。
ダメージデニム、クラッシュデニム:「ダメージ・クラッシュ加工」によって、所々に切り込みを入れ部分的に破れ・ほつれを施したデニム。
ブリーチデニム:「ブリーチ加工」によって脱色したデニム。擦れたようなヴィンテージ感のある風合いになる。
※その他、穿き込んだデニムの股に現れるアタリをあえて生み出す「ヒゲ加工」や、部分的に色落ちさせることで使用感を演出する「シェービング加工」、生地表面にレーザー光線を用いて柄や色落ちを表現する「レーザー加工」といった加工を施したデニムもある。
※セルビッジデニムの“セルビッジ”とは、布地の端がほつれないように厚く織られた幅の狭い白い耳のこと。リーバイスのセルビッジジーンズなどに見られる、赤いステッチでほつれ留めを施したセルビッジを通称“赤耳”と呼ぶ。
ストレート:脚の部分がまっすぐな形で、細くなったり太くなったりせずに脚のラインに自然に沿っている。ベーシックなシルエット。
スリム:全体的に細身のシルエット。
スキニー:「ほっそりとした、痩せた」という意味を指し、皮膚のように脚にぴったりとフィットしたシルエット。
テーパード:「次第に細くなっていく」という意味を指し、裾に向かって細くなるシルエット。
フレア:膝から裾にかけて、朝顔の花のような形に開くシルエット。
ブーツカット:腿から膝にかけては細く、膝から裾にかけては広がりのあるシルエット。カウボーイブーツの形に合わせて、重ねて履けるように裾部分をデザインしたことで生まれたモデルだと言われている。
バギー:バギーは「袋のようにぶかぶかの」という意味。股上が深く、ヒップから裾にかけて極端に太いシルエット。
ルーズ/ワイド:幅の広い形で、腰回りから足にかけて、ゆったりとしたシルエット。
※その他、アンクルカットやクロップドジーンズ、ショートパンツなど丈に応じた分類がなされることもある。
リーバイス(Levi's)のデニムパンツ「501」より、日本製セルビッチデニムの1955年モデルを復刻した「1955/501」が登場。ゆとりのあるルーズなワイドレッグ&ボクシーなシルエット、1950年代のロックンロールジーンズで見られるボタンフライとビッグEのレッドタブといった特徴が揃っている。注目したいのは、パッチやパーツに表記された“カタカナ”。バックパッチからボタンのスタンプまで、全ての表記がカタカナ表記になっている、遊び心に溢れたジーンズだ。
発売日:2021年5月20日(木)〜