BiSH(ビッシュ)のアイナ・ジ・エンドが新曲「ロマンスの血」を配信リリース。
アイナ・ジ・エンドの新曲「ロマンスの血」は、松坂桃李主演の映画『孤狼の血 LEVEL2』のインスパイアード・ソング。獰猛且つ強烈な葛藤を歌い上げたアイナ・ジ・エンドのヴォーカルと、力強いブラス・サウンド、攻撃的なギター・フレーズ、荘厳なストリングスが織りなす、迫力のロック・ナンバーに仕上がっている。
新曲「ロマンスの血」の作詞・作曲はアイナ・ジ・エンド本人が担当。サウンド・プロデュースは、東京事変のメンバーでもある亀田誠治が務めた。
「ロマンスの血」のミュージックビデオも公開。妖艶な雰囲気の漂うムービーとなっており、「ドレスアップしたら浴槽に 浸かり泳いでる」など、アイナ・ジ・エンド自身が書き下ろした歌詞も映像で具現化されている。監督は、BiSHの「オーケストラ」や、アイナ・ジ・エンドの「きえないで」「スイカ」のミュージックビデオを手掛けた大喜多正毅が務めた。
また、『孤狼の血 LEVEL2』とアイナ・ジ・エンドのコラボレーション動画も。新曲「ロマンスの血」と映画の本編映像を使用した臨場感満載のムービーとなっている。
なお、アイナ・ジ・エンドが所属するBiSHは、8月4日(水)に最新CDアルバム『GOiNG TO DESTRUCTiON』を発売したばかり。ファンはこちらも必聴だ。
【詳細】
アイナ・ジ・エンド 新曲「ロマンスの血」
配信日:2021年8月20日(金)
<アイナ・ジ・エンド コメント全文>
これまで映画を絡めての楽曲書下ろしというものがなかったので、インスパイアードソングのオファーをいただいてとてもびっくりしました。
前作『孤狼の血』も観ていて、役所広司さんをはじめ男の色気を感じるかっこいい映画だと思っていましたが、今回『孤狼の血 LEVEL2』を観て、「久々にとんでもないものを観た」というのが一番の感想でした。
スリル満点な場面の連続なのに、どこか人間の生々しさや暖かい部分が垣間見えて、目を離すことができませんでした。
映像の破壊力が凄かったので、音楽は映画に華を添えるような形でつくることを意識して、(鈴木亮平さん演じる)葛藤を抱える上林をはじめ色々なキャラクターにも共感することができて、スラスラと作詞作曲ができました。また編曲を担当された亀田誠治さんもこういったジャンルの映画が好きだとおっしゃっていて、レコーディングもノリノリで楽しかったです。
自分が今まで歌ったことないような曲調にも挑戦しています。めちゃめちゃ張り上げるわけでもないのに悲鳴っぽく聞こえるというか。上林のように暴れたくても暴れられない、自分の中での葛藤を悲鳴のような形で歌い上げました。
人間としてこいつはどうしようもないなと、呆れてしまうシーンも多いですがなぜか憎めない。女性は母性を感じてしまうようなところもあると思うので、そういう観点から映画を観ても楽しいと思います。