一度は見ておきたいホラー作品を特集。第2弾では、見たことを後悔するほど恐ろしい、とっておきのホラー映画ピックアップ。「初めてのホラー映画、何から観るべき?」と悩むホラー初心者から、映画ファンまで楽しめるスリラー作品をまとめて紹介する。
“ホラーの帝王”スティーヴン・キング原作の「IT/イット」。1986年に小説として誕生した本作は、TVドラマシリーズ後に映画化された、ロングヒット作品だ。映画ファンならずともに一度は目にしたことであるであろう、真っ赤な風船を持った“最恐ピエロ”。このピエロこそ、見えたら終わりの“IT/イット”であり、作品の中心人物だ。
ある大雨の日、少年ビルの弟・ジョージーがおびただしい血痕を残して姿を消してしまう。一生懸命ジョージーの後を追ったビルだったが、一瞬でその姿は見えなくなってしまい、悲しみにくれるビルの前に代わりに現れたのはピエロの“ペニーワイズ”だった。
ピエロを目撃以降、恐怖にとり憑かれてしまうビル。しかし、その恐怖に怯えるのは、ビルだけじゃなく、学校生活や家庭環境がうまくいっていない友人たちも同じだった。“IT/イット”の秘密を共有したビルと仲間たちは勇気を出して“IT/イット”と立ち向かう、その先に待っている“恐怖体験”とは?
スタンリー・キューブリック監督の代表作『シャイニング』は、人里離れたホテルで管理人として働く家族を描いたホラー作品。名作として愛され続けている人気作だが、特に、物語が進むにつれ、精神が蝕まれ、狂気に満ちていくジャック・ニコルソンの怪演が話題に。
恐ろしいシーンの多い映画『シャイニング』だが、たびたびアイコニックに切り取られているのが、双子の姉妹・グレイディ。ライトブルーのドレスを着て手を繋ぐ少女の姿は、作品の中で見ると、とんでもなく気味が悪い。
スプラッター映画ブームの火付け役ともいわれる『13日の金曜日』。ホッケーマスクを被った殺人鬼ジェイソンは、誰もが知るホラー映画のアイコン的存在だ。
“呪われたキャンプ場”を舞台に、男女のグループに次々に襲いかかる惨殺事件を描いた同作は、1980年にアメリカでオリジナルが製作されて以来、これまで何度もリメイク版が作られている。
『13日の金曜日』と同じく、1980年代アメリカで製作され、その後シリーズ化したホラーシリーズ『エルム街の悪夢』。一度見たら忘れられない鉄の爪をつけた殺人鬼と、少女ナンシーの死闘を描いた名作ホラー作品だ。