展覧会「ミケル・バルセロ展」が、東京オペラシティアートギャラリーにて、2022年1月13日(木)から3月25日(金)まで開催される。
現代スペインを代表するアーティスト、ミケル・バルセロ。1957年、スペインのマジョルカ島に生まれたバルセロは、1982年にドイツ・カッセルで開催された国際美術展「ドクメンタ7」で鮮烈なデビューを果たして以降、生地マジョルカ島をはじめ、パリ、アフリカのマリ、そしてヒマラヤなどに滞在し、各地の歴史や風土を取り込みつつ制作を続けてきた。
バルセロの表現媒体は、絵画を中心に、彫刻、陶芸、あるいはパフォーマンスと多岐にわたり、近年ではマジョルカ島のパルマ大聖堂の内部装飾や、スイス・ジュネーブの国連欧州本部人権理事会大会議場の天井画など、大規模な建築的プロジェクトにも携わっている。
その作品で大きな位置を占めるのが、海と大地、動植物、歴史、宗教といったテーマだ。バルセロは、用いる素材の物質性と対峙しつつ、それらのイメージが濃密に立ち上がる作品を展開してきた。
展覧会「ミケル・バルセロ展」は、日本国内でバルセロの創作の全貌を紹介する初の巡回展。大画面の絵画作品を筆頭に、絵画の延長としての陶作品、水彩、ドローイング、そしてブロンズ彫刻やパフォーマンス映像など約90点を展示し、初期から現在までの活動をたどってゆく。
展覧会「ミケル・バルセロ展」
会期:2022年1月13日(木)〜3月25日(金)
会場:東京オペラシティ アートギャラリー
住所:東京都新宿区西新宿3-20-2
開館時間:11:00〜19:00(入場は18:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、2月13日(日・全館休館日)
入場料:一般 1,400円(1,200円)、大・高生 1,000円(800円)、中学生以下 無料
※同時開催「project N 85 水戸部七絵」の入場料を含む
※( )内は各種割引料金
※障害者手帳の所持者および付添者1名は無料
※割引の併用および入場料の払い戻しは不可
※最新情報については、当館ウェブサイト、SNSおよび特設サイトにて随時告知
【問い合わせ先】
TEL:050-5541-8600 (ハローダイヤル)